「断る」「謝る」「自己主張する」とき、どう言う?ママの生活で役立つ「大人のフレーズ」12選

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ママ、主婦というと、子どもの相手ばかりしているイメージを持たれることもありますが、実は意外と、ママ友にパパ友、園や学校の先生、子どもの病院のお医者さん、習い事や塾の先生などなど、幅広い年代・職種の「大人」と関わる機会が多いものです。

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大人としてきちんと気遣いや敬意を示したいのに、とっさに適切な言葉が出てこないことや、メールの文面に悩むことはありませんか。

そこで今回は、大人のモノの言い方をまとめた書籍『大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート』(櫻井弘監修)を参考に、ママの生活に役立つフレーズをシチュエーション別にご紹介します。

お誘いを断るとき

子どもがいると、ママ友からホームパーティやランチに誘われることはよくありますよね。

参加したいのはやまやまだけど、都合が合わず行くのが難しい…。そんなとき、「その日は行けるかどうか…」と言葉を濁して返事をすると、早く予定を決めたい相手に迷惑がかかります。

かといってあまりキッパリ断ると、次から誘ってもらえなくなるかもしれません。

ベストなのは、次のような言い方でしょう。

「せっかくですが、今回は見送らせてください」

「今回は」と言うことで、次回以降は誘いに応じる気があることを相手にそれとなく伝えることができます。また、断る理由についても簡単に添えると、納得してもらいやすいでしょう。

頼み事を断るとき

では、お誘いではなく、頼み事を断るときは?

断る理由は、日時の都合がつかない、キャパがないなどさまざまだと思いますが、特に相手が困っているときの頼み事は、断りづらいですよね。

単に「ごめんなさい」「できません」ではなく、「助けてあげたいけれど、どうしてもできなくて申し訳ない」というニュアンスをにじませたいものです。

そんなときは、次のような言い方が適しています。

「心ならずも、お断りせざるを得ない状況です」「やむなくお断りさせていただきます」

さらに、「ほかのことなら…」「何日以降なら…」と可能な範囲を示す提案を付け足すと、相手に寄り添う気持ちが最大限に伝わります。

ちょっと難しい頼み事をするとき

逆に、子育てをしていると、自分から周囲の人に手助けを頼まなければいけないこともあります。

相手には少なからず負担がかかるので「悪いけど、お願い!」という言い方は、「こっちも忙しいのに気軽に頼まないでよ」とイラッとされてしまうかもしれません。

難しいと思うけれど、なんとかお願いしたい。そんなときは、「お願いするのは忍びないのですが…」と前置きを。

「無理なお願いをして申し訳ない」という気持ちや相手の負担に対する配慮が伝わる言い方です。

頼み事を引き受けるとき

ついでに、自分が頼み事をされて引き受けるときのフレーズも覚えておきましょう。

ただ「いいですよー」「OKです!」でも問題はありませんが、「お安い御用です!」と言うと、快く引き受けますよという気持ちがより強く伝わります。

「○○知ってる?」と聞かれたとき

ママ友や先生との雑談中、「○○について知ってる?」とか「○○ってご存知ですか?」と聞かれることがあります。

もちろん「知ってます!」と返せば、自然に話が続いていきます。しかし○○を知らなかった場合、そのまま「知らない」「知りません」と返すと、そこでその話題が終了してしまいます。

そんなときは「初めて知りました!」と言うと、相手を認め、相手の気をよくすることができるそうです。当然ながら、話も続きやすいですよね。

相手を怒らせてしまったとき

会話中にうっかり失礼なことを言ってしまって、相手が不機嫌になってしまった…。

そんなときは素直に謝ることが大切ですが、「怒らせてしまってすみません」では、まるで相手が勝手に怒ったようですし、反省の気持ちが十分に伝わりません。

「ご気分を害してしまい、申し訳ありませんでした」

が大人にふさわしい謝り方です。

目上の人に意見を言うとき

相手が年上の親族や学校の先生であっても、愛する我が子のことでは、ときにはママがはっきりと、自分の意見を主張しなければならないこともあります。

目上の人に意見するときは、「僭越ながら、私の意見を言わせていただくと…」と前置きしてから話すと、あらたまった印象になりますし、ワンクッション置くことで意見も言いやすくなるでしょう。

言ったことが相手に伝わってなかったとき

子どものことで注意してほしいことを、保育園の先生に口頭や手紙で伝えたはずなのに、なぜか伝わってなかった、忘れられていた…。

「ちゃんと言ったのに、どういうことですか!?」なんて言いたくなるところですが、そこは気持ちを抑えて大人の対応をとりましょう。

「私の言葉が足りず、申し訳ありませんでした」

と自分の至らない点を認めた上で、「実はこうしていただきたかったのですが…」と改めて要望を伝えれば、相手も素直に耳を傾けてくれるはずです。

気持ちや事情を理解してほしいとき

大変な状況にあって、相手にもこちらの気持ちを汲んでほしいというとき、あなたなら何と言いますか?

「わかってください」「ご理解ください」でも意味は通じますが、少々上から目線な感じがします。「どうぞ、こちらの事情もお汲み取りください」と言えば、より切実さが伝わりそうです。

わからないことを教えてほしいとき

わからないことや悩んでいることがあって、詳しい人に教えてほしい、アドバイスしてほしいとき、単に「教えてください」と言うと、少々無遠慮で図々しい印象になります。

「お知恵を拝借願えませんか?」

こう言うと、より丁寧になり、尊敬の気持ちが伝わります。特に専門知識を持った人や目上の人に使いたい言い方です。

念のため事情を伝えておきたいとき

たとえば幼稚園や保育園の先生、義母に子どもを預かってもらう際に、最重要の問題ではないけれど、念のため知っておいてほしいことってありますよね。

くだけた言い方なら「一応、伝えておきますね」になりますが、これではちょっと軽い印象。

事情を伝えた上で、「その点、お含みおきください」と念を押すのが大人の言い方です。

相手にお金を出させてしまったとき

ほかの家族と子連れでいっしょにお出かけしたときによくあるシチュエーションとして、同行したママ友やパパ友が、切符や飲み物、ウェットティッシュなど、ちょっとしたものを買ってくれることがありますよね。

そんなとき「悪いわね」「助かったわ!」というかわりに、「散財させちゃって申し訳ないわ」もしくは「思わぬ散財をさせてしまってすみません」と言うと、ぐっと大人な印象です。

まとめ

以上、12のシチュエーション別に「大人のフレーズ」をご紹介しました。

なかには「ちょっとかしこまりすぎでは?」と感じるものもあるかもしれませんが、使い慣れていないからそう感じるだけで、実際に大人同士の会話やメールで使ってみると、意外と違和感がないものです。

それに、少し丁寧にしすぎたからといって、印象が悪くなることはまずありません。

今回参考にした『大人なら知っておきたいモノの言い方サクッとノート』には、他にも多くの「大人のモノの言い方」が実例やポイントとともに紹介されています。

どちらかというとビジネス向けの本ですが、応用すればママの生活でも十分に役立ちます。働くママの社内コミュニケーションの参考書としてもおすすめです。