イスラエル・テルアビブにある米大使館(2017年1月20日撮影、資料写真)(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は1日、在イスラエル大使館のエルサレム(Jerusalem)への移転の延期を決めた。イスラエル・パレスチナ間の和平プロセス再開に向け、挑発となる動きを避けた形だ。

 先週エルサレムでトランプ大統領と会談したイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は延期の決定に失望を表明したものの、米大統領の支援に引き続き感謝すると述べた。

 一方、パレスチナ指導部はこの決定を「和平にチャンスを与える」ものと呼び、安堵(あんど)感を表明。またアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)国連事務総長はこの「賢明な決断」によって和平プロセス再開が促されることを期待すると述べた。

 大統領選中、トランプ氏はテルアビブ(Tel Aviv)にある在イスラエル米大使館をエルサレムに移転するとの公約を繰り返し宣言しており、意を同じくする米大使を任命していた。イスラエル・パレスチナ両国は、互いにエルサレムが首都であると主張している。
【翻訳編集】AFPBB News