インド南部チェンナイの動物園で羽を広げるクジャク(2017年4月26日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】「クジャクは交尾をしない。雌が雄の涙を飲み、妊娠する」──インドの裁判官が放った独自の理論に、同国のソーシャルメディア上ではユーザーたちが色めき立った。

 同国西部ラジャスタン(Rajasthan)州の高等裁判所で先月31日に行われた審理において、同裁判所の判事がヒンズー教で神聖な動物とされている牛について「クジャクと同様に高潔である」として、インド政府に牛を国獣に指定するするよう訴えた。

 退任前日だったこの判事はその理由として、「クジャクは一生を通じて禁欲的である。雄は雌と決して交尾することはない。雌は雄の涙を飲み込んで、妊娠するのだ」と発言した。

 この発言は州が運営する牛の保護施設の環境について非政府組織(NGO)が行った申し立てに対し、判事が答えたものだったが、ソーシャルメディア上では判事を冗談の種にするコメントであふれ返った。

 ツイッター(Twitter)のあるユーザーは、「深淵なる皮肉だ。(チャールズ・)ダーウィン(Charles Darwin)があの画期的な性淘汰の理論を提唱するきっかけとなったのがクジャクなのだから(涙ではなく尾羽だったが)」と書き込んだ。

 また一部のユーザーは、判事の理論に反証するため、野生のクジャクが交尾する様子を捉えた映像を投稿していた。
【翻訳編集】AFPBB News