お酒を飲むとわかっているなら、飲む前に帰りの足を確保しておいてほしい。

予め誰かに車で迎えに来てもらう約束をしておくとか、タクシーを手配しておくとか、手段は色々あるだろう…というのが、市民の安全を守る警察官のぼやき、否、本音であるようだ。

泥酔した男性を自宅まで送り届ける

普通警察は、夜中にそこら辺で酔いつぶれている人を、自宅まで送ってあげるようなことはしない。

豪タスマニア警察も例外ではない。が、「市民の安全を守るのが我々の仕事」という観点から、今回に限り、泥酔した男性を自宅まで送り届けた警察官に称賛の声があがっている。

「帰宅する術がないのであれば、友達の家に泊まるなり、ホテルを手配するなり、安全に夜を過ごせる場所を確保すべき」というのが同警察の考えだ。

しかしここに、世の警察官の願いをことごとく無視した酔っ払いが約1名。

笑顔で自撮り写真を撮る2人の警察官の後ろで、ベッドからへべれけの顔をのぞかせ、ポーズを決める、リース何ぞやという男性である。

この時の記憶全くなし

この写真は元々、当のリースさんという男性が投稿したもので、このようなコメントが綴られていた。

携帯をいじっていたら、酔っぱらった俺を家まで送ってくれた、優しいお巡りさんが自撮りした写真が。

また、彼の友人も同じ写真を、「酔いつぶれて帰宅した翌日、友達はこの写真で覚醒した」とRedditに投稿。写真は拡散した。

警察も自撮り写真を公開

同警察では深酒に関する注意喚起として、この写真をFacebookで公開。

警察は普通、酔いつぶれた人を自宅に送り届けたりしない。

と断りを入れる一方、

しかし警察は常に、酔いつぶれた人の安全が確保できる場所を探してもいる。

と優しい一面をアピール。

今回は、酔っ払った男性の身元を確認し、タクシー会社の協力を得て、彼を自宅まで送り届けた。

と経緯を説明している。

自撮り写真は、介抱役にと彼の友人に連絡し、その到着を待っている間に撮られたものだろう。

飲み過ぎ注意!

自撮り写真を撮った理由についてはこう綴られている。

本人は少々飲み過ぎており、どうやって帰宅したか覚えていないことが懸念されたため、署員は男性の携帯で証拠写真を撮影した。

同投稿は飲み過ぎた男性への警鐘、そして「酔っぱらった後の自身の安全は、飲む前に確保するように」との市民への啓蒙の意味を持っている。

これには1万人が「いいね!」などし、シェア数も1000件を超えている。

また、「この人無事に帰れてよかったですね」「お巡りさんご苦労様です!」「なんて優しい警察官」「彼らは制服を着た守護天使だ」といった称賛の声が寄せられた。