31日、中国で安価な国産フルーツが高級外国産フルーツとして売られていることがテレビ局の追跡番組で明らかになった。資料写真。

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2017年5月31日、中国メディア・未来網によると、中国で安価な国産フルーツが高級外国産フルーツとして売られていることが、湖南省のテレビ局、湖南電視台の追跡番組「経視大調査」で明らかになった。

湖南省長沙市にある果物卸売市場ではキウイやアボカド、ドリアン、ドラゴンフルーツなどが「輸入フルーツ」として並べられている。

店は「マレーシア産アボカド」だと売り込んでいる。だが輸出食品の安全および認証認可などを担当する国家品質監督検査検疫総局が公表するリストには、マレーシア産アボカドは存在しない。ベトナム産ドリアンも、タイ産ドラゴンフルーツも輸入されておらず、実際にはどれも国産だ。

国産フルーツが外国産フルーツに早変わりするからくりは、販売の際に使うケースやラッピング、ステッカーを取り換えるというものだ。それだけで値段は倍以上に跳ね上がる。「輸入品」であることを示す偽造ステッカーを販売する専門店もある。

こうした不正販売店に対する取り締まりはたびたび行われているが、根絶には至っていない。当局は消費者に対し、購入前に公表されている輸入果物のリストを確認したり、貼られているステッカーに不審な点がないか確認したりするなど、十分注意してほしいと呼び掛けている。(翻訳・編集/岡田)