31日、華字メディア・日本新華僑報網によると、三重県では外国人居住者の数が増加しており、中国人が2番目に多くなっている。資料写真。

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2017年5月31日、華字メディア・日本新華僑報網によると、三重県では外国人居住者の数が増加しており、中国人が2番目に多くなっている。

三重県が先日発表した最新データによると、昨年末現在、同県内で生活する外国人は4万3445人で、3年連続増加しているという。国籍別ではブラジルが1万1000人と最多で中国が2番目、以下フィリピン、韓国、ベトナムの順となっている。記事によれば、2008年の金融危機によって同県内の外国人居住者は5万3000人から1万人程度まで激減。その後、経済回復に伴って再び顕著な増加傾向を示しているとのことだ。

同県では今年度より多様性社会推進課を設置し、外国人、女性、高齢者、障害者などが活躍できる社会づくりに取り組んでいる。外国人居住者が生活で不安を感じる点をヒアリングし、関連する措置を柔軟に講じるという。

なかでも最優先されているのが、防災対策だ。地震の少ない国からやって来た人は防災に対する知識が不足していることから、外国人が多い地域で避難訓練や防災講座を開催する計画を立てている。また、最多で9つの言語を併記した避難所のトイレや救護所などの案内板を作り、県内に広めていく予定だ。

さらに、日本語ができずに医療サービスに対して不安を覚えている外国人のために、6月よりポルトガル語、スペイン語などの医療通訳サービスを開始するほか、多言語の宣伝冊子を制作して架空請求やマルチ商法といった消費者トラブルへの注意を呼びかけるという。(翻訳・編集/川尻)