31日、韓国・MBCテレビによると、自動車の最新機種に付いていることの多い「自動駐車機能」が原因とみられる事故が韓国で相次いでいる。写真は事故映像のキャプチャー画像。

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2017年5月31日、韓国・MBCテレビによると、自動車の最新機種に付いていることの多い「自動駐車機能」が原因とみられる事故が韓国で相次いでいる。

このほど新型ベンツEクラスを購入した客は、その納車当日に被害に遭った。ソウル市内のマンション地下駐車場で、ディーラーが自動駐車機能のデモンストレーションを行っていた時のこと。自身は運転席に座り、恐る恐るブレーキから足を離した状態で無事駐車を終えたのだが、車の機能に任せて出庫した際、横に止まっていた車にぶつかってしまった。この事故で、ぶつけた相手の車はもちろん、新品のベンツのバンパーにも傷が付いてしまった。

客はメーカー側に他の新車への交換を要求したが、メーカー側は650万ウォン(約64万円)の現金補償には応じるものの新車の交換は難しいとしているという。自動駐車機能は補助装置であり、車両事態の欠陥による事故ではないとの説明だ。

自動駐車機能が搭載された新型ベンツEクラスは、韓国では昨年6月に発売され現在までに2万9000台が売れているが、同車種では、自動駐車に失敗し壁にぶつかる事故が他の駐車場でも起こっている。

専門家は、自動駐車機能を100%信頼してはいけないと述べており、記事は「車を信じてハンドルから手を離したところ、事故につながるケースが相次いでいる」と伝えた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「ベンツディーラーが開き直ったな」「不完全なものを売るな」「ディーラーが間違っている」「当然新車に交換すべき」「こんなものが自動駐車機能なの?」など、自動駐車機能とディーラーの対応に批判の声が多く寄せられた。

その一方で、「車を信じ切っていたディーラーもかわいそうだ」と、ディーラーを擁護する意見もあった。

また、「結局、人間が操作した方が確実」「便利な機能だけど、完全に信頼はできない」などとするコメントもみられた。(翻訳・編集/三田)