ソフマップ秋葉原本館の閉店を見届けようと集まった人たち

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 東京・千代田区のソフマップ秋葉原本館が、5月31日で営業を終了した。この日の夜には閉店を見届けようと多くの人が店舗前を訪れ、店長からの挨拶が行われると拍手がわきあがった。

 同店ではこの夜、表示価格から全品10%引きとなる最終セールを実施。営業時間は通常通り21時までとし、入店はこの時刻で打ち切ったが、最後の来店客が退店したのは21時45分頃だった。

 最終営業日に、これだけ多くの人が集まることはソフマップ側も想定外だったもよう。上村匡希店長は当初、すべての来店客が退店した後に閉店を告げる予定だったが、人だかりが店舗前の交通を妨げるおそれがあったため、店内ではまだ接客が続く21時20分ごろ、店舗入口に立って挨拶した。集まった人たちからは大きな拍手が上がり、電気街におけるソフマップの存在感の大きさを物語っていた。

 2007年9月のオープン以来、約10年にわたって営業を続けてきた同店だが、売り場配置の最適化による収益性改善のため、各フロアの機能は秋葉原地区の既存ソフマップ各店へ移転となる。建物は6月1日から4日まで全館休業となり、6月5日以降、準備の整ったフロアから順次、「ビックカメラ AKIBA」として再オープンする。閉店日を前にして既に7階は改装に着手しており、この日は他のフロアでも閉店後すぐに作業が始まるなど慌ただしい様子だった。

 秋葉原地区でのソフマップ、ビックカメラの店舗再編は6月22日に完了する予定。ソフマップでは秋葉原各店を「秋葉原ソフマップタウン」と総称としていたが、今後はそれに代わる名称として「AKIBA ビックマップ」を用い、合同でのキャンペーンやイベントなども開催していく。(BCN・日高 彰)