屏東大学提供

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(屏東 1日 中央社)南部・屏東県の屏東大学応用化学科は、不要となったオンシジュームのバルブ(偽球茎)などからエキスを抽出し、保湿作用がある美容液を作り出すことに成功した。今後は量産を請け負う企業を募り、技術移転での連携を目指す。同学科は過去にも現地の植物を利用した乳液や香水の開発に成功しており、伝統的農業の革新や農業廃棄物の再利用の促進に貢献している。

同学科はバイオテクノロジーを利用し、オンシジュームから抗酸化物質や美白成分などを抽出。同学科の張ブン恵主任によると、台湾で生産されているオンシジュームの多くが厚葉系で、バルブにはビタミンCや整腸作用があるとされるガラクトマンナンが多く含まれているという。(ブン=雨の下に文)

台湾におけるオンシジュームの栽培面積は200ヘクタールを超え、その多くは中部や南部に集中している。温暖な気候の屏東では、毎年冬から春にかけて盛んに生産が行われ、日本向け輸出の主要産地となっている。

(郭シセン/編集:楊千慧)