米カリフォルニア州ロサンゼルス中心部の歩道にテントを張っているホームレスの女性(2017年4月20日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)郡で、ホームレス対策の強化を進めているにもかかわらず、ホームレス人口が昨年比で23%も急増していることが明らかになった。先月31日に新たな統計データが発表された。

 ロサンゼルスのホームレス支援機関「LAHSA」によると、同郡で調査期間中に毎晩路上生活をしていた人数は、2016年が4万6874人だったのに対し、2017年は5万7794人だった。

 同じくロサンゼルス市内では、ホームレス状態にある人々は今年に入ってから3万4189人と、昨年比で20%増だった。

 ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ(Eric Garcetti)市長は、同市が「米国におけるホームレスの首都」と呼ばれるほどホームレス問題が長年にわたって慢性化している一因として、家賃と物価の高騰を挙げている。

 ロサンゼルスでは、巨額の資金を投入してホームレス対策を行うための2つの法案が住民投票によって承認されたばかり。12億ドル(約1300億円)を投じてホームレス支援住宅1万戸を建設する他、今後10年間で約35億ドル(約3900億円)をかけてさまざまなホームレス対策事業を実施する計画だ。
【翻訳編集】AFPBB News