1日、収賄など18の罪に問われている韓国の前大統領・朴槿恵被告の公判をめぐり、裁判所が週4回の開催を求めたが、弁護側が被告の健康状態を理由にこれを拒否した。資料写真。

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2017年6月1日、収賄など18の罪に問われている韓国の前大統領・朴槿恵(パク・クネ)被告の公判をめぐり、裁判所が週4回の開催を求めたが、弁護側が被告の健康状態を理由にこれを拒否した。韓国・マネートゥデイなどが伝えた。

この日ソウル中央地裁で開かれた公判で、裁判所は「今月12日以降、週4回の公判開催が避けられない」と明らかにした。事件への関与が指摘されているロッテやSKグループの証人尋問で今後10回以上の公判開催が必要で、証拠書類の調査を含めると、両グループからの収賄事件に関する審理だけで2カ月かかると予想されるという。さらに他の事件の証人などが現時点で合計200人を超えており、相当な期間を要するとみられるためだ。

しかし朴被告の弁護人はこれに対し、「週4回となると朴前大統領の体力的な負担が大きく、今月から週4回とするのは無理」とし、「少なくとも今月いっぱいはこれまで通り週3回としてほしい」と求めた。また、現在挙がっている432人の関係者すべてを証人として呼び尋問するのは不可能と指摘、検察に対し「公訴事実と関係のない供述は撤回してもらいたい」とも求め、検察側はこれをおおむね受け入れた。

朴被告に対する公判は10時間以上の長丁場になることもあり、疲れからか朴被告が公判中に居眠りやあくびをする姿がこれまで報じられている。また映像や画像で伝えられるノーメークの顔はやつれ、確かに体力に余裕があるようには見えない。

しかしそうした中でも、韓国のネットユーザーから寄せられる声はなお厳しいものが目立つ。記事のコメント欄には「捕まった身分で実に注文が多い」「ひどい時間稼ぎだ」「それならベッドに寝ながら裁判だな」「どうせウトウト眠ってるのに何が大変なの?」「一生のうち一つくらい決まりを守れ」などの声が並ぶ。

また「僕らは一生、体力的に、精神的に無理して生きてるんだよ」「フカヒレもキャビアも食べられないから体力が足りないんだろ。宇宙の気運でももらって出廷しろ」「注射おばさんを呼んであげたら?」「ヨガもよくやってたんだから体力はあるでしょ」「そんな体力でちょっと前までどうやって国の仕事をしていたのやら」など皮肉も多数寄せられた。(翻訳・編集/吉金)