ロジクールから新型マウスが登場 異なるPC間でコピペ可能、WindowsとMac間でもファイルコピーOK
ロジクールは6月1日、異なるPCのデスクトップ間でマウスカーソルを自由に行き来させて、ファイルコピー、テキストや画像のコピーアンドペーストが可能な「ロジクールFLOW」機能を搭載した新型マウス4製品を発表しました。今回発表されたのは、自宅やオフィス用に手頃なサイズの「ロジクール MX MASTER 2S ワイヤレス マウス」(参考価格1万2880円)、携帯用に小型化された「ロジクール MX ANYWHERE 2S ワイヤレス モバイルマウス」(参考価格1万130円)、普及価格帯の「ロジクール M590 MULTI-DEVICE サイレント マウス」(参考価格3750円)と 「ロジクール M585 MULTI-DEVICE マウス」(参考価格3500円)。M585のみAmazon専売モデルとなっています。


「ロジクール MX MASTER 2S ワイヤレス マウス」カラーはグラファイト(上)、ミッドナイトティール(左)、グレイ(右)の3色


「ロジクール MX ANYWHERE 2S ワイヤレス モバイルマウス」カラーはグラファイト(右)、ミッドナイトティール(上)、グレイ(左)の3色


「ロジクール M590 MULTI-DEVICE サイレント マウス」カラーはグラファイト トーナル(右)、ミッドグレイ トーナル(左)、ルビー(下)の3色


「ロジクール M585 MULTI-DEVICE マウス」カラーはグラファイト コントラスト(右)、ミッドグレイ コントラスト(左)の2色

今回の4製品はすべて、無線方式として「アドバンス2.4GHzテクノロジー(Unifying対応)」とBluetoothに対応。MX MASTER 2SとMX ANYWHERE 2Sは3台のPC、M590とM585は2台のPCとペアリングし、接続先をボタンで切り替えて利用可能です。また前述の通り、ひとつのマウスで複数台のPCのデスクトップを操作できるロジクールFLOW機能が採用されています。

ロジクールFLOWを利用するためには、対応マウスがPCとペアリングしていること、PCに専用アプリケーション「Logicool Options」がインストールされていること、そして同時に利用するPCが同じネットワークに有線または無線で接続されている必要があります。以上の条件をクリアーしていれば、Logicool Optionsを起動して「FLOWを有効化」をクリックするだけで設定完了です。


接続するPC名やIPアドレスを入力しなくても、自動的にデスクトップがつながります

ロジクールFLOWは、Windows同士、Mac同士だけでなく、両者が混在した環境でも利用可能です。PC間の切り替えは、マウスカーソルを画面の端へ移動させることで行ないます。実測1.1〜1.2秒ぐらいのタイムラグはありますが、シームレスに異なるPCのデスクトップを操作できるわけです。なお、WindowsからWindows、WindowsからMac、MacからWindowsの組み合わせを試してみましたが、マウスカーソル移動の所要時間に大きな差はないようです。


これはMac1台、PC2台を接続したときのロジクールFLOWの設定画面です。デスクトップが3つ横に並んでいますが、縦に積むことも可能です。ただし、Windowsのディスプレー設定のように、斜めに配置することはできません。また、デュアルディスプレー環境を構築していてもロジクールFLOWの設定画面ではひとつのディスプレーとして表示されます


PC間の切り替えは「Ctrlを押しながら端へ移動」にも設定できます。意図しないマウスカーソルの移動を防げるわけです


ロジクールFLOWは、一時的に無効化したり、削除することも可能です

ロジクールFLOWで可能な操作は、ファイル、テキスト、画像などのコピーアンドペースト。たとえば画像編集アプリなどで範囲指定してコピーした画像を、べつのPCのワープロソフトに貼り付けることも可能です。


右上のWindows上のPhotoshopで画像を楕円形にコピーして、左下のMac上のWordに貼り付けました。異なるOS上の異なるアプリケーション間でもコピーアンドペーストできます

一般的なデュアルディスプレー環境と操作が大きく異なるのは、ドラッグアンドドロップできないこと。たとえばファイルを掴んで、ほかのデスクトップに持っていこうとしても、マウスカーソルのみが移動します。デスクトップ間でよりシームレスな操作を可能にするために、ぜひドラッグアンドドロップにも対応してほしいところです。

また、ファイルの移動はできません。たとえばエクスプローラーで「切り取り」を選んで、べつのデスクトップで「貼り付け」を実行しても、ファイルはコピーされるだけで元のファイルも残されます。


ファイルは移動できませんが、アプリケーション間であれば画像やテキストをカットアンドペースト可能です

ロジクールFLOWを最大限に活用するのであれば、対応キーボードをぜひ用意しましょう。「K780」、「K380」、「K370s/K375s」などの対応キーボードと組み合わせれば、マウスカーソルを移動させるとキーボードも同時にそのデスクトップで利用可能となります。


ロジクールFLOWに対応したマルチデバイスBluetooth対応キーボード「K780」。実売価格は7000円前後

MX MASTER 2SとMX ANYWHERE 2Sは基本性能も順当に進化しています。解像度を1600dpiから4000dpiに向上させつつ、低消費電力化が施されており、3分充電で8時間、フル充電で最大70日間利用可能です。

M590とM585は普及価格帯のマウスですが、2台までという制限はあるもののロジクールFLOWを利用可能。また、M590は左右クリック音を従来モデルより90%軽減しているとのことです。


MX MASTER 2Sのパッケージ


MX MASTER 2Sの同梱物一覧。Unifyingレシーバーと充電用マイクロUSBケーブルが付属します


総ボタン数7個、スクロールホイールありという構成は、MX MASTER 2SとMX ANYWHERE 2Sで変わりありません


MX MASTER 2Sの底面。上は電源スイッチ。下のスイッチで接続先のPCを切り替えます


サイズと重量は、MX MASTER 2Sが85.7×126×48.4mm/145g、MX ANYWHERE 2Sが61.6×100.3×34.4mm/111g、M590とM585が64×103×40mm/100g

PCごとにマウスとキーボードを用意するのはスペースの無駄ですし、それぞれのPCを操作するためにポジションを変更したりマウスとキーボードを引き寄せるのは面倒。なによりも異なるOSを搭載した最大3台のPCで、シームレスに操作できるのは大きなメリットです。用途に応じて異なるOSのPCを使い分けている方、メインPCとサブPCでひんぱんにファイルをやり取りする方には、待望の新型マウスと言えます。



クラウドを経由すると、同期をとっているすべてのPCにファイルが保存されてしまうのが難点。ひとつのPCだけにファイルをコピーしたいときにロジクールFLOWは重宝します

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