「運勢ロマンス」リュ・ジュンヨル“僕は水に気をつけてと言われたらあえて水に近づくタイプ(笑)”

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2014年にデビュー後、ドラマ「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」映画「グローリーデイズ」などの話題作に出演し、瞬く間に韓国若手俳優陣でなくてはならない存在へと成長したリュ・ジュンヨルがファン・ジョンウムと主演を務めたドラマ「運勢ロマンス」のDVD-BOX1が好評発売中。6月2日(金) にはDVD-BOX2が発売となる。

本作は、ファン・ジョンウム扮するヒロインが昏睡状態の妹を救うため、占い師のお告げに従い寅年生まれの男と一夜を共にするために奮闘、数式および科学の世界に生きる工大男と恋に落ちる過程を描いたラブコメディ。人気急上昇中の若手俳優リュ・ジュンヨルとの共演で韓国放送当時から話題を集めた。

今回、DVDのリリースを記念してインタビューが到着! 本作で彼が演じたジェ・スホやドラマの見どころについて語ってもらった。

――今回のドラマで演じたジェ・スホという人物について簡単にご紹介ください。

リュ・ジュンヨル:ジェ・スホは韓国最高のゲーム会社、ジェジェファクトリーのCEOで、理性と論理だけで判断する性格で心や感情といった“変数”はない、と考えている人物です。そんなスホがシム・ボニ(ファン・ジョンウム) と出会って特別な感情を抱くようになり、彼に大きな変化が訪れます。そんな彼の気持ちの変化を、視聴者の皆さんも一緒に楽しんでいただければと思います。

――ドラマ「運勢ロマンス」の魅力を教えてください。

リュ・ジュンヨル:「運勢ロマンス」は数式と論理だけが真理だと思っているゲーム会社のCEOチェ・スホと迷信に心酔しているシム・ボニの正反対の2人のロマンスで、対極にいる男女が出会ってお互いを理解し、共感していく過程を温かく描いた物語です。僕は迷信を信じているボニと、そうではないスホとの最初の出会い自体がとても面白かったです。人の信条や考え方はそう簡単には変わるものではありませんよね。判断基準が相反する2人が出会う物語なので、甘さや切なさがうまく盛り込まれている作品だと思います。いわゆるラブコメとはひと味違った物語ですね。また、人物関係やそれが変化する過程は老若男女問わず皆さん楽しく観ていただけると思います。

――この作品を選んだ一番大きな理由は何ですか?

リュ・ジュンヨル:最初に台本をいただいたとき、読んでいて本当に楽しくて、毎回、次の内容がどんなものか気になって仕方ありませんでした。それからスホにも共感できましたし、ボニもとても愛おしく思えました。応援してくださった皆さんには本当に感謝していますし、初めてのラブコメだったので、ドキドキするのと同時にワクワクもしました。普段からあまりプレッシャーを感じない性格なので、「最善を尽くせば、視聴者の皆さんもわかってくれるんじゃないか」という思いで作り上げた作品です。

――実際にスホを演じてみた感想をお願いします。

リュ・ジュンヨル:毎回が幸せな時間でした。とても気持ち良かったですね。果たして、再びこうした気持ちで視聴者の皆さんの前に立てるかと心配になるほどです(笑) 撮影は楽しかったり面白かったりしたシーンが本当にたくさんあるので、どっぷりはまって演じることができました。特にラブコメというジャンルは、ラブストーリーとコメディが共存していて、その2つのテイストを行ったり来たりすることで感じる魅力というのがあります。2人の男女が小さなエピソードを通して好感を持つようになり、恋人になるまでの過程を体感できるのは、とても特別な事だと思います。3ヶ月間、この作品と本当に恋をしたような感覚でした。

――天才ジェ・スホの役作りはどのようにされたのでしょうか。

リュ・ジュンヨル:スホはロボットのような人物だと思ったので、長い台詞を言う際に機械的な雰囲気を感じられるようにしたいと思っていました。内容を伝えるというよりも、(その言葉を言いながらも) 全く違うことを考えているような。特に、表情やリアクションなどでそうした部分を表現しようかと思いました。また、ボニとの出会いの中でスホが変わっていく過程がメインテーマなので、それをうまく表現できるよう注力しました。なので最初は話し方もとても早口で、話している相手の目も見ないで演じるという方法にしてみたんです。人間関係を本で学んだような人間が、ボニと付き合っていくうちに彼女を抱きしめたり甘えたりするようになるんですから。その過程やギャップを視聴者の皆さんが楽しめるように演じられたらいいなと思っていました。

――スホの魅力はどんなところだと思いますか?

リュ・ジュンヨル:スホは恋に落ちてからは、ありったけの愛情表現をします。序盤はロボットのように無味乾燥でしたが、その後は愛情があって温かい、正反対の魅力が加わったと思います。僕から見たスホの魅力は……明るくて元気なところでしょうか。今回スホを演じることになって、僕のような一人の俳優が楽しく演じている姿を見せることで、こんなにも視聴者の皆さんに喜んでもらえるものなんだな、と感じました。ファンの皆さんが「おかげで、人生が少し楽しくなってきた」と言ってくれました。そのような言葉をいただけるのは、本当に嬉しいことですね。

――スホのファッションスタイルは、ご自身も関わったそうですね。

リュ・ジュンヨル:もともと洋服は大好きなんです。この作品が始まってから、まずは、典型的なイメージを破りたいと思いました。と言っても、スタイリストさんが作ってくれた衣装にちょっと自分なりのアイディアを足しただけなんですが、それを皆さんがとても良く評価してくださってるだけなんですよ。特に、シャツの第一ボタンだけを留める着方は、僕も普段やっているスタイルなのですが、スタイリストさんがOKしてくれたので、それで進めることになりました。それから、序盤でスホが着ていた洋服は、基本に忠実なスタイルでした。理系男子で仕事人間なので、主にTシャツやネルシャツ、フード付きのパーカーがほとんどでした。しかしその後、恋をし始めたときには、少し遊び心を入れるようにしました。髪型も少し変化させているのですが、そのあたりも注目して見てもらえるとより楽しんでいただけるんじゃないかと思います。

――ご自身とスホは似ているところはありますか?

リュ・ジュンヨル:僕とスホの似ている部分は、正直なところではないでしょうか。嬉しいときはその感情をそのまま表現する方です。でも、スホのように嫌なことは嫌だと直接的に表現するタイプではなくて、あまり表には出さない方です。嬉しいことは誰かと共有すると喜びが2倍になると言いますよね? 嫌なことがあってもそれを表に出さなければ、そのうち気にならなくなるんですよね。あ、スホと似ているところがもう一つありました。迷信は絶対に信じません(笑) 嬉しい話は聞きますが、嫌な話は早く忘れるようにしています。例えば、誰かが「水に気をつけて」と言ったら、あえて水に近づくタイプ(笑) あとは、愛嬌がある性格ではないので、スホを演じる時に愛嬌を振りまいてみましたが……なかなか気持ちのいいものですね。自分にそんな面があったのかと新たな発見がありました。

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

リュ・ジュンヨル:現場の雰囲気は本当に良かったですね。ファン・ジョンウム先輩とイ・チョンア先輩は、よく面倒を見てくれて気遣ってくれて、今でも本当に感謝しています。特にファン・ジョンウム先輩は芝居についてだけでなく、多くの作品をヒットに導いてきたノウハウやヒントをたくさん教えてくれました。それを僕が消化できるように助けてもくれました。イ・チョンア先輩は、一言で言えば「チャーミング」ですね。慎ましくて魅力的な。撮影が始まった頃から感じていましたが、撮影が終わったときにはその気持ちが更に強くなりました。

――ファン・ジョンウムさんとの相性が最高でした。

リュ・ジュンヨル:ファン・ジョンウム先輩は、僕がスホという役を演じる上でいろいろな場面で助けていただいて、本当に感謝しています。最初は緊張していましたが、今は、気兼ねなく話せるようになりました。この作品で多くの時間を共にしたので、親しくなることができました。先輩は多くの作品をヒットさせ“安定のファン・ジョンウム”と呼ばれているように、(僕からしたら) とても偉大な俳優です。今から思えば、先輩のさまざまな気遣いのおかげでこの作品をやりきれたんだと思います。ラブコメを演じる上で、先輩がくれたヒントの数々は、スホを演じる上で本当に大きな助けになりました。

――ファン・ジョンウムさんとのキスシーンも話題になりましたね。撮影前に不安はありませんでしたか?

リュ・ジュンヨル:キスシーンやスキンシップのシーンが、最も先輩のキャリアを実感した瞬間でした。緊張するだろうシーンだということをわかって、あえてリラックスした雰囲気を作ってくれたので、比較的余裕をもってできました。スキンシップのシーンは、男女の俳優がハーモニーを奏でるものですよね。微妙な他の感情は隠して、互いを気遣いながら撮る繊細なシーンですが、そのシーンを先輩がとてもスムーズにリードしてくれました。

――印象深いシーンがあったら教えてください。

リュ・ジュンヨル:ボニとのシーンはすべて記憶に残っています。それぞれのシーンごとに切なさや愛しい感情を感じられるように、ファン・ジョンウム先輩が僕の気持ちを引っ張ってくれたので、とても感謝していますし、楽しく撮影することができました。お互いの愛情があふれ出るシーンは見ている方々も楽しんでくれると思いますが、撮影している我々も本当に楽しいんです。スホがボニと互いに見つめ合いながら笑って楽しそうにしているシーンが多いので、僕も幸せでした。毎回放送されるたびに、視聴者の皆さんや周りの人からたくさんのコメントをいただいていたので、いろいろな面で多くのシーンが記憶に残っていると言えますね。

――ではシム・ボニのような女性をどう思いますか?

リュ・ジュンヨル:ボニのような積極的な女性、かっこいいですよね! 男女関係なく、誰かに自分の気持ちを伝えることは、とても勇気のいることだと思います。実際には、その時の状況やこれからのこと、周りの状況などをいろいろ考えて悩んだりしますよね。想いを伝えるだけでなく、自分の信条や考え方を他人にぶつけるというのは、とても意味のあることだと思いました。ボニのような本心からの思いであれば、スホのような人間でも当然のように心が動かされるんだろうなと感じました。

――多くのアドリブも注目されました。いろいろとアイデアは出されたのですか?

リュ・ジュンヨル:アドリブは、相手役、監督、脚本家の同意がなければできませんが、僕のアドリブを聞いた相手役や監督も楽しんでくれましたし、脚本家の方も「面白くてよかった」と言ってくれたんです。普段から、演じる時には周りの雰囲気を見ながらインスピレーションを得ます。白装束を着て深夜の会社に潜りこんだボニを見て驚く場面は、母が僕の部屋にノックもなく突然入ってきた時のことを思い出しながら演じていました。それから、バラエティ番組でアフリカに行ったことがありますが、その時に環境問題について考えるようになり、視聴者の皆さんにも環境問題を考えてもらいたいと思い、地球温暖化の問題に関するアドリブをいれました。

――タイトルにちなんで、これまでの人生で一番運が良いと思った事は何ですか?

リュ・ジュンヨル:「人」でしょうか。どんな作品の時でも、必ず周りの誰かが助けてくれます。そんな僕の周りにいてくれる素敵な人たちには、感謝しかないですね。作品を作るというのは、一人でできる作業ではありませんよね。いろんな人と出会い、(人々の感性を) 調和させなければなりません。その時間が辛い時もありますが、とても幸せに感じる時もあります。ともに時間を過ごす人がいて、それぞれが互いのために存在していると思うと、これまでとても素敵な人たちと出会えてきたことに、本当に感謝しています。

――本作は「俳優・リュ・ジュンヨル」にとってどのような作品になったでしょうか。

リュ・ジュンヨル:輝かしい、残る、やり遂げた、という感覚はあまりありません。僕の場合は、ようやく(俳優業という) 海に足をひたしただけだと思っています。(これから) 一歩ずつ深い方へ歩んでいくという感じです。例えば、やっと足を水にひたした作品が「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」だとしたら、「運勢ロマンス」は足首まで浸かった作品でしょうか。次の作品はふくらはぎ、またその次の作品はひざ。少しずつ水に浸かっていく感覚で作品を演じています。毎回、終わってみて心残りのある部分があります。それについていつも反省する時間を作るのですが、自分でももっとやれたはずだと叱咤したり励ましたりしています。今回、幸せでとても楽しかった作品で、撮影中もケガや体調を崩すことなく最後まで終えられたことに関しては、「よくやった!」と自分を褒めてあげたいと思います。

――最後に、日本の視聴者にメッセージをお願いします。

リュ・ジュンヨル:「運勢ロマンス」は4人のキャラクターがそれぞれの魅力と物語を持っているラブコメです。たくさんの人が「運命」を信じ、タロット占いで未来を知ろうとしますよね。そうした時、愛は運命なのか未来は既に決められた者なのか、互いが作っていくものなのか、このドラマで一緒に考えていただけると思います。それから、家族や友達に共感することができるようになると思います。日本の視聴者の皆さん、ぜひ、楽しんで観てくださいね!

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■「運勢ロマンス」リリース情報

>>DVD-BOX1 2017年5月10日(水) 発売
品番:KEDV-0559
価格:¥16,416(税込)
2016年/本編493分+特典映像66分/1〜8話収録/4枚組/全16話/片面・一層(DISC4のみ片面・二層)/カラー/MPEG-2/16:9ビスタ/ドルビーデジタルステレオ/オリジナル韓国語/日本語字幕
※仕様は変更となる場合がございます。
・特典:制作発表会映像、ストーリーブック

>>DVD-BOX2 DVD-BOX2 2017年6月2日(金) 発売
品番:KEDV-0560
価格:¥16,416(税込)
2016年/本編496分+特典映像51分/9〜16話収録/4枚組/全16話/片面・一層(DISC8のみ片面・二層)/カラー/MPEG-2/16:9ビスタ/ドルビーデジタルステレオ/オリジナル韓国語/日本語字幕
※仕様は変更となる場合がございます。
・特典:メイキング映像、ストーリーブック

※レンタルも同日開始
※レンタルは韓国版全16話を全23回に再編集した日本版になります。

<出演>
ファン・ジョンウム(シム・ボニ役)「キルミー・ヒールミー」「彼女はキレイだった」/リュ・ジュンヨル(ジェ・スホ役)「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」『グローリーデイ』/イ・スヒョク(チェ・ゴヌク役)「夜を歩く士<ソンビ>」「名もなき英雄<ヒーロー>」/イ・チョンア(ハン・ソリ役)「美男<イケメン>ラーメン店」「ヴァンパイア探偵」
<スタッフ>
演出:キム・ギョンヒ「グロリア」/脚本:チェ・ユンギョ

発売元:コンテンツセブン/ワコー
販売元:TCエンタテインメント

【ストーリー】
ソフトウェア会社に勤めるボニは、社長がギャンブルにハマったせいで給料が支払われず家賃を滞納、さらに長期入院中の妹の入院費も払えずバイトを掛け持ちする日々を送っていた。そんなある日、占い師から「寅年の男と一夜を共にしなければ妹は死ぬ」と告げられたボニ。一方、IQ200の頭脳を持つジェジェファクトリーの社長スホは、クールすぎる性格が災いし部下に裏切られてしまう。窮地に陥ったスホの目に留まったのはボニが企画したゲーム「イフ」だった。「イフ」の権利が欲しいスホはボニに近づくが、ボニは、以前ジェジェファクトリーの入社試験中に妹が交通事故に遭ったこともあり、そこで働くことをためらっていた。しかしスホが寅年男だと知り、態度を一変! スホに契約恋愛を提案し、猛アタックを開始する!