地域の住民のサプライズが、がんと闘う息子を支える一家を励ましたようだ。

脳腫瘍と診断された6歳の男の子

米アリゾナ州に住む、平凡だけれども幸せなRaskey一家。彼らに不幸なニュースが舞い込んだのは、今年の3月14日の事だった。次男のコリン君(6歳)に女性のこぶしほどの大きさの脳腫瘍が見つかったのだ。

3月16日にはPhoenix Children’s Hospitalにて、半日を超える手術を受けたコリン君。しかし、全ての腫瘍を取り除くことができずに、手術は翌日にも行われることとなった。

手術の後に行われた数週間の放射線治療中、両親であるブレットさんとアリシアさんは、病院に泊まり込んでコリン君を支えていたそうだ。

Davis Margau/GoFundMe

自宅で待っていたサプライズ

4月30日、いったん自宅に帰ったRaskey夫妻に、近隣住民からのサプライズが待っていた。

▼もともとの自宅の裏庭

Advant-Edge Decorative Curbing and Landscaping Inc./Facebook

▼贈られたサプライズ

Advant-Edge Decorative Curbing and Landscaping Inc./Facebook

Advant-Edge Decorative Curbing and Landscaping Inc./Facebook

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一家の向かいに住むDavis Margauさんの呼びかけで、近隣の企業と40〜50人ほどのボランティアが団結。前日のうちに、無料でファイヤーピット(たき火台)とバーベキューコーナーが設置されたのだ。

▼近隣の人々が関わった

Advant-Edge Decorative Curbing and Landscaping Inc./Facebook

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もちろんこのプレゼントは無償で提供され、メンテナンスもついているという。

また、同時にDavis MargauさんはGoFundMeにて治療費の寄付も呼び掛けており、2ヵ月で180人以上から、1万5,000ドル(約166万円)以上が寄付されている。

自宅に戻ってきた一家

幸運にもコリン君のがんは転移してはいなかったが、話したり歩いたりといった能力を取り戻すには、さらなる治療と時間がかかる見込みだ。

一家はすでに自宅に戻っており、7月から9ヵ月間にかけて予定されている化学療法までの時間を大切に過ごしている。

すでに数回バーベキューを楽しんだという。

「自宅を天国にしたかった」

Raskey夫妻はTodayの取材に、「自宅を私たちの天国にしたいと思っていたけど、今では天国が手に入ったよ」とコメントしている。

サプライズを受け取った際には、思わずRaskey夫妻も、ボランティアたちも涙を流したそうだ。