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「コレってどうなの?」がわかる。気になるデジタルグッズの深堀りレビュー。今回は、NuAnsのスマートフォン『NuAns NEO[Reloaded]』を使い倒します!

トリニティ

NuAns NEO[Reloaded]

実勢価格:4万9800円(本体)、1512〜1980円(カバー)



Front



Left Side



Rear

【SPEC】サイズ:約W74.2×H141.6×D11.3弌OS:Android 7.1 CPU:Snapdragon 625 内蔵メモリ:3GB 内蔵ストレージ:32GB フラッシュ 外部メモリ:microSD(最大1TB対応) ディスプレイ:5.2インチ(1920×1080ピクセル) メインカメラ:1300万画素 インカメラ:800万画素 防塵防滴:IP54 電池容量:3450mAh Bluetooth 4.1 BLE対応 おサイフケータイ対応 NFC対応

NuAns NEO[Reloaded]ってどんなスマホ?

約700通りのカスタマイズが楽しめる高感度プロダクト



「ユーザーにとって“心地良い”スマートフォン」を目指し、2015年に発表されたWindows Mobile端末『NuAns NEO』。このモデルが何より画期的だったのは“COREコンセプト”の採用だ。背面パネルが上下2分割され、ユーザーが好みの組み合わせで“TWOTONE”と呼ばれるカバーを装着できるもので、市販のカバーを背面にガバッとはめるだけのスマホとは根本的な思想が違う。

これに続くモデルとして発売されたのが『NuAns NEO[Reloaded]』である。コンセプトは継承しつつ、本作ではAndroid OSを搭載。これにより、背面デザインを組み替えられる楽しさが、より多くの人々にリーチできるようになったわけだ。

そのTWOTONEは現在、樹脂をはじめ、ウッドやデニムといった多彩なマテリアルが用意され、組み合わせのパターンは約700通り。その中から自分らしい組み合わせを実現できるこの端末は、日常的に使うスマホをもっと楽しくしてくれる、オシャレ文房具のような存在だ。

【IP54の防塵防滴仕様】



▲防塵防滴規格IP54に準拠。機器の動作を妨げる塵を防ぐとともに、あらゆる方向から噴霧された水滴も保護するので、日常的に安心して使える。

【美しくて強靱なディスプレイ】



▲ディスプレイには、AGC旭硝子製の特殊強化ガラス“Dragontrail Pro”を採用。曲面仕上げの美しさを保ちながらも、端面強度を向上させている。

『NuAns NEO[Reloaded]』のデザインをチェック



【異素材の組み合わせが楽しいTWOTONE】



▲専用のカバー“TWOTONE”は、上下各26種類がラインナップ。



▲(写真右上から)デニム、ウッド、樹脂素材のクラリーノ、スエード、コルクなどが用意され、約700パターンにも及ぶ色と素材のマリアージュが楽しめる。

【握りやすさを考慮したサイズ】



▲薄さ偏重の端末設計に一石を投じるフォルム。11.3个箸いΩさは、実際に持ってみると手に馴染みやすく、一方で、そのギミックからすると意外なほど軽いのもいい。

『NuAns NEO[Reloaded]』の利便性をチェック



【指紋認証センサーでセキュリティも十分】



▲ディスプレイ下部には指紋認証センサーを搭載。COREコンセプトに目が行きがちな端末だが、セキュリティ面も抜かりなし。パスコード入力の煩わしさも排除している。

【カバー内にはカードスロットを装備】



▲背面カバーと本体の隙間には、クレジットカードやICカードを挿入できるスペースを確保。購入時にはダミーカードが入っており、これはカバーを補強する役割も担っている。

【nano-SIMも使える変換トレイを同梱】



▲上部の背面カバーを外すとSIMカードスロットが現れる。micro-SIMに対応しているが、近頃増えているnano-SIMにも対応できるよう、変換トレイを同梱する親切設計。

使い倒しインプレッション

組み合わせの悩ましさすらも楽しめる



『NuAns NEO[Reloaded]』を手にして実感したのは、「久しぶりにワクワクする端末が登場したな」ということ。結局のところ、スペックと価格がフォーカスされがちな現在のスマートフォンだが、実際はそんなに高いスペックは必要なく、むしろ「ほどよいサイズ」と「ほどよいスペック」で「愛着が持てるルックス」であるかどうかの方が、日常使いするツールにおいては重要なファクターだと思うのだ。

その点、このモデルは、本体であるCOREとTWOTONEカバーを机に広げた瞬間からワクワクさせてくれる。ウッドにスエード、デニム、コルク、そして発色のいい樹脂素材のクラリーノ、さらにはイタリアのVillani Leonello社が2009年に開発した、石をシート状にした新素材“ストーン”まで、用意されているカバーは上下各26種類(いずれも手触りだって心地良い)。その上下カバーのマテリアルやカラーをどう組み合わせるか、それを考えながら色々と装着していく行為は従来のスマホにはないものだったし、実際に店頭でカバーを選ぶとなれば、その悩ましさすらも楽しいひと時になるはずだ。ましてや、この端末を持ち歩く上では、その日の服装はもちろん、所持品とのコーディネートだって気になってくるだろう。そんなことを考えながらカバーを選べるのも新鮮な体験だ。また、TWOTONEには3Dデータが無償で公開され、素材、カラー、パターンなど、市販のラインナップにはないオリジナルのカバーが作れるのも魅力だ。

そして『NuAns NEO[Reloaded]』でもうひとつ特筆すべきが、先にも述べた「ほどよいサイズ」と「ほどよいスペック」。1300万画素のカメラを搭載し、日常使う上で安心な防塵防滴仕様。見やすい5.2インチのディスプレイには“Dragontrail Pro”を採用し、強度だって確保している。その上、指紋認証センサーまで備わり、セキュリティ面にも配慮しているのだから、必要にして十分過ぎるほどだ。

筆記具やカバン、腕時計のように、『NuAns NEO[Reloaded]』もまた、その日の気分やスタイルに合わせて選べる“愛用品”のような魅力を携えている。



▲動画を試聴しやすいスタンド機能を備え、カードスロットをふたつ備えた手帳スタイルのケース『FLIP』(別売2970円~)も用意。こちらも高感度文具のようなたたずまい。

結論

【ここが○】

・(センスが問われつつも)カバーの組み合わせが自由なのは楽しい。

・薄すぎず、大きすぎず。手にすっと収まるサイズが使いやすい。

・必要にして十分な機能と性能だから、悩まず使える。

【ここが×】

・CORE自体が、カバーなしでも映えるデザインだとなお良し。

性能は必要にして十分。持つ悦びが、何より大きい



どんな素材とカラーの組み合わせが自分にとって心地良いのか、その感覚が問われるユニークな端末だ。使い勝手も十分で、購入後すぐに悩まず使えるのも魅力だが、ポイントはあくまでもCOREコンセプト。カバーを徐々に揃えながら長く愛用したい、アナログに近いプロダクトだ。

文/竹石祐三 製品撮影/下城英悟

※『デジモノステーション』2017年7月号より抜粋

関連サイト



『NuAns NEO』製品紹介ページ

NuAns公式サイト