by Cairo

GoogleがGmail向けの新しいセキュリティアップデートを行いました。Googleによると、この新たな仕組みでは機械学習を利用することで、スパムやフィッシングメールなどを99.9%以上という高い精度でブロックするとのこと。

Google Online Security Blog: New Built-In Gmail Protections to Combat Malware in Attachments

http://security.googleblog.com/2017/05/new-built-in-gmail-protections-to.html



Keeping your company data safe with new security updates to Gmail

https://www.blog.google/products/g-suite/keeping-your-company-data-safe-new-security-updates-gmail/



Googleではユーザーを悪意から守るために専用の機械学習モデルを用いて、スパム検出精度を高めてきました。Googleではセーフブラウジングの機械学習技術もあるので、これらを統合することで、フィッシングサイトやマルウェアと疑われるURLに対してフラグを立て、さらにURLに対する評判や類似性分析などの情報と組み合わせることで、高精度な判断を下しているとのこと。

Googleによれば、Gmailで受信されているメールのうち、スパムの割合は50%から70%。つまり、毎日数億件のスパムを確実に処理し、ユーザーを守っているのだそうです。

これまでにもGoogleはユーザーの安全を確保するために「添付ファイルにウイルスを検知した場合は送信者に通知」「ウイルスを検知した場合に添付ファイルのダウンロードを中止」「ウイルスに感染した状態のメール送信を防ぐ」など様々な施策を行ってきました。2017年2月からJavaScriptファイルを添付することができなくなったのもこの考えに基づくものです。

GmailでのJavaScriptファイルの添付が不可に、2月13日からスタート - GIGAZINE



Googleによれば今回のセキュリティアップデートでスパムのブロックの精度は99.9%以上に高まるとのことですが、「絶対安全」というわけではないので、不審なメールを受信したときは気をつけて取り扱うようにしてください。