ZARAをよく買うサンフランシスコ女子。好きなテイストがヨーロッパとアジアに移行中

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この間、スタイリストの友人が

ファッションは極端に分けると、"アメリカンファッション"か"ヨーロピアンファッション"だったけど、いまはもう"ヨーロピアンファッション"か"アジアンファッション"になった

と話していました。

以前は日本でも大人気だった、アバクロやアメリカンアパレルなどのアメリカンブランドがどんどん勢いをなくし閉店に追い込まれている現在。カリフォルニアでもファッションが変わってきました。

どこへ行っても似たりよったり。個性が足りない西海岸ファッション

私が苦手なのは、いわゆる"西海岸ファッション"。

ノースリーブ、ショートパンツもしくはサマーロングスカート、ビーチサンダル...というのが、夏のカリフォルニアでの定番ファッション。どこへ行っても似たりよったりな格好ばかり見かけます。

パーティや夜のお出かけに着ていく服も、デザインやカラーにちょっとした違いはあるものの、みんな同じようなシンプルなワンピース。

単色系や花柄のワンピースやサマードレスを見るたびに、なんて無個性でおもしろくないファッションなのだろうと思っていました。でも最近は、そんなカリフォルニアのファッション事情が変わり始めているのを感じます。

トレンチコート、デザイン系トップス...。西海岸ファッションが変わり始めている

カリフォルニアの夏といえば、暑いイメージですが、サンフランシスコは海に囲まれているため年中気温が低め。夏でも軽めのアウターを持ち歩くのが一般的です。

以前はスポーティなナイロン系のアウターや単色のシンプルなジャケットを羽織っている人が多かったのですが、今年はトレンチコートを着ている人が目立つ。

ヨーロッパではトレンチコート派が多いのですが、西海岸ではこれまであまり見かけなかったので、この変化にびっくりしています。

そして、昨年の春夏に続き、今年もZARAからたくさん出ているオフショルダーのフリルトップス。

いままではいたってシンプルなトップスを好んでいたサンフランシスコ女子が、このようなデザイン系トップスを着ているのを最近ではよく見かけるのです。

明るめカラーよりモノトーンが、いまの気分

サンフランシスコは夏でもひんやりしていますが、それでも夏になれば、明るめ西海岸カラーのアイテムが街にあふれる──。でも、今年は違います。

ファッションウォッチングをしていると、ブラックとホワイトが圧倒的に多い。エッジが効いたものをよく見かけるようになりました。

サンフランシスコはアジア系移民の多い街。アジア系女性は、ヨーロッパ系スタイルやモノトーンの洋服を好んで着る人が多いので、ZARAのようなブランドが、この街でもどんどん人気が出ているのは自然なことかもしれません。

アジア系の同僚がいつも素敵なモノトーンの服を着ているのよね。どこで買ったの? ってしょっちゅう聞いてるわ

と話す友人も、最近ZARAでモノトーン系のアイテムを何点か購入したそう。

徐々に変わってきている、ヨーロッパファッションの立ち位置

サンフランシスコのForever21をのぞくと、週末でも以前のような混雑はなく、若いティーンエイジャーが親と一緒に買い物をしている姿が目立ちます。

一方ZARAには、20代から40代まで幅広い年代の女性たちで混雑していて、週末になるといつもレジには長蛇の列...。

実はまだ、ZARAはサンフランシスコに1店舗しかありません。周辺の街にも数店舗しかなく、日本に比べると圧倒的に店舗数が少ない。

どうやら昔から、ヨーロッパ系アパレルブランドはアメリカでの展開に慎重なよう。

アメリカでは受け入れられにくいと言われてきたヨーロッパファッション。サンフランシスコのファッションの変化を見ていると、アメリカ人のファッションは都会を中心に確実に変わってきているのを感じます。

写真/Shutterstock

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