16-17NBA、プレーオフ・イースタンカンファレンス決勝(7回戦制)、ボストン・セルティックス対クリーブランド・キャバリアーズ。試合に臨むクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズ(2017年5月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米プロバスケットボール協会(NBA)、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)は31日、ロサンゼルス(Los Angeles)にある自宅の表門にスプレーで人種差別的な中傷の文言が落書きされた事実は米国の実態を表していると話し、この件がこういった人種差別を収束に向かわせる一助になればとコメントした。

 ジェームズはこの件を機に相互理解が高まることを期待しており、後戻りするのではなく前に進むことが重要だと話している。

 レギュラーシーズンの最優秀選手(MVP)に4回選出されているジェームズは、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)とのNBAファイナルを翌日に控えオークランド(Oakland)で会見した。

「米国で黒人であることはタフだ。アフリカ系米国人が米国で平等だと感じるような社会になるまで長い道のりが待っている」

 警察は約2000万ドル(約22億円)で購入されたジェームズの自宅で器物損壊があったと明かしており、ジェームズは事件の当日に家族はオハイオ(Ohio)州の家にいたため無事だったと明かしている。

「家族は無事だ。このことが何よりも重要なんだ。妻は彼女は何も問題はないと言っていた。このことが救いだ。時間が助けてくれる。過ぎ去ってしまうことだ。大丈夫だ」と話している。

「この件は自分を最も大事な場所に連れ戻してくれた。バスケットボールが自分の人生で最も重要なことではないんだ」

「スポーツ界最高のイベントの一つの前日に、人種問題がまた起きた。これは人種差別がこれからも世界の、米国の一部であるということを、そして特にアフリカ系米国人に対する憎しみが日々の暮らしに存在していることを示している」

 事件は、地元当局によって捜査されている。
【翻訳編集】AFPBB News