太陽の表面に見えるプラズマの帯(2017年5月17、18日撮影、同31日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)は5月31日、太陽に史上最も接近して観測する新たなミッションについて発表した。このミッションでは、太陽が放射する高熱とエネルギーの中で観測を行い、恒星の仕組みなどを調べる。

 ミッションで使用されるパーカー太陽探査機(Parker Solar Probe)は、2018年7月に米フロリダ(Florida)州ケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から打ち上げられる。太陽のコロナを目指す初の探査機となる。

 計画では、太陽の表面から630万キロメートル以内を周回することになっているが、1377度以上の高温が予想されるため、探査機は11.43センチの炭素繊維で保護される。

 NASAが「究極のミッション」と位置付けるこの計画では、7年にわたる調査期間中に7回太陽に接近して観測を行う予定。

 得られるデータは、地球上の生物や宇宙にとどまる衛星や宇宙飛行士らに影響を与える太陽風や宇宙気象の予測向上に役立つ可能性がある。
【翻訳編集】AFPBB News