30日、韓国・聯合ニュースなどによると、海外への韓国人旅行者の爆発的な増加に支えられ、韓国旅行業界が過去最高の好況に沸いたことが分かった。写真は東京の観光客。

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2017年5月30日、韓国・聯合ニュースなどによると、海外への韓国人旅行者の爆発的な増加に支えられ、韓国旅行業界が過去最高の好況に沸いたことが分かった。

韓国旅行大手「モドゥツアー」によると、今年3〜5月の海外旅行者数のうち、中国への旅行者数は前年同期に比べ42%も減少した。また昨年は海外旅行者のうち32.6%が中国に出掛けていたが、今年はその割合が15.1%と半減している。

一方、日本と東南アジアが中国の代替地として急成長、日本への旅行客は同期間に72%、東南アジアへは66%、それぞれ爆発的に増加した。行き先別シェアでは、日本が14.6%から20.3%に、東南アジアは35.9%から45.6%に伸びた。日本で人気が高いのは、九州、長崎・対馬、大阪などだという。

旅行業界は、韓国政府による高高度防衛ミサイル(THAAD)配備決定への中国政府の報復で、中国への感情が悪化し東南アジア向け航空券の供給が増えた影響もあるが、旅行者の心理が改善したことにより需要が増加した側面が強いとみている。

また、中国旅行の悲観的見通しも徐々に改善されるとみられており、モドゥツアーの関係者は「中国との関係が徐々に改善され、6月以降、中国への旅行需要が急増すると予想される」と述べている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「まあこの時期、中国には行かないね」「今でも中国旅行に行く人っているのか?」「韓国人も中国に行かないし、中国人も韓国に来ない」「中国に行ったら災難に遭うに決まっているし、そうなっても補償はおろか、訴える先もない」など、中国との関係悪化をうかがわせるコメントが寄せられた。

また、「中国は日本の代わりの旅先とはとても言えないと思う」「旅行で行くなら、空気もいいし、リゾート地もある東南アジアがいい」「旅行に適した国は、アジア最先進国の日本だな」など、海外旅行先に関連した意見もみられた。(翻訳・編集/三田)