日本は高度経済成長のころ、「大量生産、大量消費」がさまざまな社会問題を生んだが、現在の中国がちょうど「大量生産、大量消費」の時代にあると言えるだろう。モノの買い替えや使い捨てがごく日常にある中国人にとって、1つのモノを大切に使う習慣は興味を引くことのようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本は高度経済成長のころ、「大量生産、大量消費」がさまざまな社会問題を生んだが、現在の中国がちょうど「大量生産、大量消費」の時代にあると言えるだろう。モノの買い替えや使い捨てがごく日常にある中国人にとって、1つのモノを大切に使う習慣は興味を引くことのようだ。

 日本の小学生が登下校に使用するランドセルは、1年生から6年生までの6年間にわたって使い続けられることが一般的だが、余程乱暴な使い方をしない限り壊れてしまうことはないはずだ。

 中国メディアの人民網はこのほど、「日本の小学生は6年間にわたって同じランドセルを使う」と驚きを示し、それほどの堅牢生を持つランドセルがどのような鞄なのかを紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の小学生が背負うランドセルについて、「基本の型は同じで、色を好みで選べる」ことを紹介、価格については「決して安くはなく、一般的なランドセルで3万円、高い物になると6万円もする」と紹介した。そして、ランドセルが高価な理由として「頑丈で作りが良い」ためであるとし、意味もなく高価な訳ではないのだと指摘した。

 続けて、ランドセルの作りについて「高学年になっても使えるように大容量ではあるものの機能的だ」と紹介、そのために「職人がこだわりの革を使用して作り、使う金具も錆びない金属を使い、防水性を持たせたり抗菌仕様にしたり、子どもの安全のために反射板を取り付けたり防犯ブザーまで付いている」と伝え、「購入費用の中に6年間のメンテナンス費用も含まれている場合もある」ことを伝えた。

 日本の小学生がランドセルを背負っている姿はあたりまえの光景だが、中国人からすれば小学生にそんなに高価な鞄を買い与えることは不思議に思えるようだ。日本人のモノを大切に扱うという心は幼少の頃にランドセルを大事に使うという点からも培われているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)