31日、韓国・ノーカットニュースなどによると、韓国の朴槿恵前大統領の在任中、女性閣僚が大統領に「お薦めのドラマ」をメールで知らせていたことが明らかになった。写真は2015年9月、中国の抗日戦勝記念式典に出席した朴大統領(当時)。

写真拡大

2017年5月31日、韓国・ノーカットニュースなどによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の在任中、側近だった女性閣僚が大統領に「お薦めのドラマ」をメールで知らせていたことが明らかになり、韓国のネットユーザーから怒りの声が上がっている。

メールの差出人は、朴政権で政務首席秘書官、文化体育観光部長官などを歴任したものの朴前大統領をめぐる一連の事件に関わったとして職権乱用などの罪に問われている趙允旋(チョ・ユンソン)被告。30日、ソウル中央地裁で開かれた同被告に対する公判で、趙被告から朴前大統領に送られたという次のようなメールの内容が、特別検察チームによって明かされた。

「大統領!時間がおありの時に、『一人酒男女』『嫉妬の化身』というドラマか『三度のご飯 シーズン3』をご覧になるといいですよ。特に『一人酒男女』は、近ごろの一人でお酒を飲む若者たちの雰囲気や、就職できずに公務員試験に備える予備校街の雰囲気を描いた面白いドラマです。私もドラマを1本は見ないと眠れません」。

報道によると、メールで挙がった番組の放送時期は、昨年10月末に朴前大統領のスキャンダルが勃発する直前で、メールもこの頃に送られたとみられるという。朴前大統領は普段からテレビドラマ好きと言われていたが、今年1月、事件捜査のさなかに行われた単独インタビューでは「ドラマをたくさん見るような時間はない」「そんなふうに時間を使っていたら、今までやってきたいろいろな仕事ができるわけがなかった」と述べてこれを否定していた。

それだけに、今回明らかになったメールの内容に韓国国民は怒り心頭のようだ。記事のコメント欄には「本当に遊んでたんだな」「近所のカフェでおしゃべりしてるおばちゃんのレベルじゃないか」「薦められて見る方もどうかしてる。そんなに暇だったの?」「どうして大統領なんかになったんだろう?家でドラマだけ見てれば拘置所に行くこともなかっただろうに」といった声が並ぶ。

また挙げられた番組について、「他にいい番組がいくらでもあるのに」「『一人酒男女』を見ても20代の苦しみを理解できてないところをみると、俳優の顔ばかり見てたんだろう」との指摘もあった。(翻訳・編集/吉金)