31日、在韓米軍がTHAADの発射台4基を韓国に追加搬入していた問題で、韓民求国防相は国防省が大統領府に事前に伝えなかったのは「故意ではなかった」と反論した。資料写真。

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2017年5月31日、韓国・聯合ニュースによると、在韓米軍が高高度防衛ミサイル(THAAD)の発射台4基を韓国に追加搬入していた問題で、韓民求(ハン・ミング)国防相は同日、国防省が大統領府に事前に伝えなかったのは「故意ではなかった」と反論した。環球時報(電子版)が伝えた。

韓国防相は追加搬入の報告をしなかったことについて、「国家安全保障室長にあてた報告書で(隠ぺいを)指示したことはない」と主張。「報告書に具体的な数字を盛り込まなかっただけだ」とした。

一方、大統領府の首席秘書・尹永[火山]氏は同日の定例記者会見で、国防省政策室長らと調査した結果、THAAD発射台4基の搬入が「文在寅(ムン・ジェイン)大統領に報告されていなかった」と指摘。「国防省が報告書から発射台の台数を削った」とした。さらに、韓国防相は大統領府の国家安全保障室長と昼食をともにした際、4基が追加搬入されたことについて「そんなことがあるのか」と逆に尋ねたと主張した。

大統領府は、韓国防相の説明に矛盾点があると指摘。韓国防相は「この問題は現段階では調査中だ」としている。(翻訳・編集/大宮)