29日、韓国の労働者のうち約3割が過去半年の間に週1回以上のセクハラ被害に遭っていたことが明らかになった。資料写真。

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2017年5月29日、韓国の労働者の約3割が、過去半年の間に週1回以上のセクハラ被害を受けていたとの報告が出された。韓国・聯合ニュースが伝えた。

韓国職業能力開発院が発表した「男女労働者いずれも脅かす職場のセクハラ実態」報告書によると、韓国の15の産業分野の労働者3000人のうち「ここ半年間に週1回以上のセクハラに遭ったことがある」と答えた割合は29.0%に上った。

男女別にみると、被害を訴えた割合は女性が34.4%、男性が25.0%で、半年間に経験したセクハラの回数は平均6.36回、うち男性6.79回、女性5.79回だった。

また被害を類型別にみると、13種のセクハラ行為のうち6カ月以内に1件以上を周囲で目撃、経験し羞恥心を抱くなどした被害者が全体の29.0%、実際に1回以上のセクハラ被害を受けた直接的被害者が8.9%に達した。

職場のセクハラの主な加害者は幹部・役員(34.6%)であり、直属の上司(28.4%)も多い。また加害者の性別はほとんどが男性で、男性被害者の86.4%、女性被害者の78.0%が男性からセクハラを受けたと答えた。

研究院は、「これまで職場のセクハラ実態は明らかにされなかったが、男女ともセクハラ被害者になることがあり、また加害者にもなることがあることを確認した」とし「男女共にセクハラから保護することを前提とした予防対策と政策策定が必要だ」と説明している。

これについて韓国のネットユーザーからは「加害者は圧倒的に男性が多いという事実がポイント」「加害者がほとんど男。男は社会悪」「セクハラにとどまらず性的虐待、強姦(ごうかん)まで含めると被害者は女性が圧倒的だろう」と加害者の多くを占める男性への強い批判が集まった。また「今の20代は圧倒的に女性が少ない。フェミニズムを否定する人たちは絶対に結婚できない」と、特に若い世代に対して、男性が女性を軽視する姿勢への警鐘を鳴らす声もみられた。

一方で「女性も良心を持つべし。髪が薄いことを笑い、金がないことを笑い…」と、男性に対しての性的なものに限らない外見や経済力に関する心ない発言もセクハラに当たると指摘する声もあった。(翻訳・編集/木暮)