伊藤新体制の大宮、大前一発退場も競り勝つ! 磐田のPO進出阻む初陣白星《YBCルヴァンカップ》

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▽31日にヤマハスタジアムで行われたJリーグYBCルヴァンカップ2017グループAの最終節、ジュビロ磐田vs大宮アルディージャは、アウェイの大宮が2-1で勝利した。

▽勝てばプレーオフ進出が確定する3位の磐田と、すでにグループステージ突破の芽がない5位の大宮が激突した。磐田は荒木と齊藤が今シーズン初先発。伊藤新監督の初陣となる大宮は、長谷川アーリアジャスールをアンカーに置く[4-1-4-1]を用い、大前や江坂ら主力を揃って起用した。

▽新監督の初陣白星でリーグ戦に弾みをつけたい大宮。開始9分には、ロングボールに反応した大前がディフェンスラインの裏に抜け出して一対一を迎える。しかし、大前の伸ばした足がGK志村の頭に当たってしまい、まさかの一発退場。開始早々に数的不利に陥ってしまう。

▽数的優位の磐田は、後方でボールを落ち着かせながら攻撃のリズムを構築。しかし、崩し切れずにいると、1人少ない大宮が均衡を破る。39分、味方とのパス交換で右サイド深くに侵攻した奥井が右足でクロスを供給する。これにゴール正面で反応した江坂が頭でネットを揺らした。

▽1点リードで試合を折り返した大宮は、迎えた後半も数的不利ということもあり、押し込まれる時間が長く続くが、無理に飛び込まないディフェンスで対応。堅い守りで前がかりになる磐田に決定的なシュートチャンスすら与えない。

▽攻め手を欠く磐田は、ベンチスタートのアダイウトンを投入。66分には、ゴール前でファジーなロングボールに反応したアダイウトンが相手GKとの競り合いから頭でボールを押し込みにかかるが、当たりが弱く、相手DFに弾き出されてしまう。

▽それでも、終始攻勢の磐田は77分にチャンス。中村太亮が右サイドの敵陣中央からクロスを送ると、相手DFと激しく競り合うアダイウトンの頭上を越え、ファーサイドの高橋が頭で合わせる。これがゴール右に決まり、磐田がようやく同点に追いついた。

▽ところが、大宮が後半アディショナルタイム1分に逆転。カウンターに持ち込むと、途中出場の清水が左サイドからグラウンダーのクロスを送る。これに反応した岩上がファーサイドから中に飛び込み、ワンタッチでボールを押し込んだ。

▽結局、数的不利の逆境をはねのけた大宮は磐田に競り勝ち、伊藤新体制の初陣を白星。敗れた磐田はプレーオフ進出を逃し、グループステージ敗退が決定した。