煙突や配管から吹き出す水蒸気などによって、工場夜景はさらに幻想的なものへと変化する

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工場が持つ重厚な構造美を愛好する、“工場萌え”や“工場鑑賞”がブームとなってから早10年。

「工場夜景ジャングルクルーズ」は2017年6月に10周年を迎えると共に、大胆なリニューアルを行う

特にコンビナートや工場が織り成す工場夜景は、作業に伴う夜間照明の美しさだけでなく、煙突や配管から吹き出す水蒸気や炎が幻想的な雰囲気を生み出し、多くの観光客や写真家たちの心をつかんできた。その工場夜景ブームの火付け役を担った神奈川・横浜で運行中の「工場夜景ジャングルクルーズ」が、ことし10周年を迎えるにあたりリニューアルを実施。クルーズガイドやサービスをさらに拡大・充実させた夜景クルーズを、横浜港の美しい景色と共に6月より楽しむことができる。

「工場夜景ジャングルクルーズ」は、2008年に国内初となる、工場夜景を愛でるツアーとして誕生。日本の四大工場地帯のひとつ、京浜工業地帯が放つ幻想的な夜景を運河沿いから眺めることができるとして人気を博し、「第一回かながわ観光大賞〜魅力ある観光地づくり部門」を受賞した。またクルーズツアーはピア赤レンガ桟橋にて発着するため、横浜・関内駅をはじめとする主要駅から徒歩約15分で訪れることができ、横浜の街を昼夜問わず楽しむことができるのも魅力のひとつだ。

さらに今回のリニューアルでは、工場地帯に到着するまでのアトラクションとして、「4D工場夜景ジャングルクルーズ」を船内の巨大スクリーンにて上映。夜景評論家、イルミネーションプロデューサーとして活躍中の丸々もとお氏をナビゲーターに迎え、工場夜景の歴史や魅力をオリジナル映像で紹介してくれる。そして、いよいよ到着すると、今度はレベルアップした「工場夜景ナビゲーター」がポイントごとに魅力を解説!より深い知識を基に語られる解説によって、乗船した人々を工場夜景のディープな世界へと誘ってくれる。

6月2日(金)、3(土)に開催の「第36回横浜開港祭2017」や、6月11日(日)まで開催中の「横浜ベイクォーター 東京ビアウィーク2017」など、イベントが盛りだくさんの横浜エリア。中心部の観光やイベントと合わせて、“未来都市”を思わせる幻想的な工場夜景を、その目で確かめてみてほしい。【ウォーカープラス「夜景時間」】