やっぱり婚約指輪がほしい! 彼に婚約指輪をおねだりするコツ

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今では婚約指輪を贈らないプロポーズもめずらしくはありませんが、女性の中には、プロポーズのときに婚約指輪をもらうことに憧れを持っている人もいるのはないでしょうか。もしプロポーズのときに婚約指輪をもらえなかった場合、あとから彼におねだりするのはアリなのか……。既婚男性のみなさんの本音を調査しました。

■プロポーズのときの婚約指輪事情

プロポーズのときに婚約指輪をあげなかった男性は、どれくらいいるのでしょうか。また、婚約指輪をあげなかった男性は、なぜそうしたのでしょうか。既婚男性のみなさんにアンケート調査してみました。

◇プロポーズのときに婚約指輪をあげなかった男性の割合

Q.プロポーズのときに婚約指輪をあげましたか?

・あげた……48.9%
・あげていない……51.1%

プロポーズのときに婚約指輪をあげた男性とあげていない男性は、わずかに「あげていない」男性が多い結果となりました。それでは、なぜ婚約指輪をあげなかったのかについて、詳しく理由を聞いてみましょう。

◇プロポーズのときに婚約指輪をあげなかった理由

☆お金が足りなかった

・「その時点ではまだ稼ぎが足りなかったから」(34歳/学校・教育関連/専門職)

・「お金がなく、結婚指輪しか買えなかったから」(37歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)

やはり金銭的な理由を挙げる人が多くいました。結婚指輪とは違って、基本的には男性側のみが負担することになる婚約指輪。ダイヤがついていたり、デザインに凝ったりしている指輪は高額になりがちなため、金銭的にそこまで手が回らないという男性も多いのかもしれません。

☆おめでた婚だった

・「子どもができていたから急いでいたため」(31歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

・「子どもができたから、そちらにお金をまわした」(35歳/建設・土木/営業職)

婚約よりも先に妊娠が発覚した場合は、新居の準備や結婚式の準備などを優先しなければならない場合もあります。そうなると、そもそも婚約期間がほぼなかったという人もいますね。

☆婚約指輪はいらないと言われた

・「相手から結婚指輪と一緒でいいと言われたから」(36歳/運輸・倉庫/技術職)

・「結婚指輪があれば十分と言われたから」(37歳/情報・IT/技術職)

婚約指輪は結婚指輪とは違って、あまり普段使いするものではないし、もったいないと考える女性もいます。事前に彼女から「婚約指輪はいらない」と言われていたために、贈らなかったという男性もいました。

☆本人に選んでもらった

・「プロポーズしてから自分で選んでもらった」(38歳/医療・福祉/専門職)

・「欲しいのをあげたかったため、一緒に選んだから」(29歳/商社・卸/営業職)

女性としては、実はこちらのほうがうれしいかもしれません。自分の好みのものを買ってもらえるし、あとからサイズを調整する手間もありませんよね。

◇婚約指輪をあげなかったことを女性は納得している?

Q.婚約指輪をあげなかったことを、パートナーは納得していますか?

・納得している……91.3%
・納得していない……8.2%

※四捨五入の関係で100%にならない場合があります

プロポーズのときに婚約指輪をもらわなかったことに対して、ほとんどの女性は納得しているようです。それぞれに事情があってそうなったことなので、結果的には女性も受け入れているのでしょう。しかし、わずかに納得していない女性もいます。もし、やっぱり婚約指輪がほしいと思ったらどうすればいいのかについては、後ほどご紹介します。

■「婚約指輪なし」カップルの結婚指輪事情

プロポーズのときに婚約指輪がなかったカップルは、結婚指輪をどれくらいの時期に、どれくらいの費用負担の割合で購入したのでしょうか。婚約指輪を購入しなかった既婚男性のみなさんに聞いてみました。

◇結婚指輪を購入した時期

Q.プロポーズ後、結婚指輪はいつ頃購入しましたか?

第1位 1カ月以上〜3カ月未満……27.1%
第2位 1カ月未満……26.1%
第3位 3カ月以上〜6カ月未満……25.6%
第4位 1年以上あと……12.6%
第5位 6カ月以上〜9カ月未満……5.3%
第6位 9カ月以上〜1年未満……2.9%

※四捨五入の関係で100%にならない場合があります

約8割のカップルが、プロポーズから半年以内に結婚指輪を購入したと回答しました。特に5割以上のカップルがプロポーズから3カ月以内に結婚指輪を購入していることから、比較的早い段階で購入するケースもめずらしくはないようです。

◇結婚指輪の費用負担の割合

Q.結婚指輪の費用はどちらがどのくらい負担しましたか?

第1位 全額男性……69.6%
第2位 折半……13.5%
第3位 男性が多め……8.7%
第4位 その他……5.8%
第5位 女性が多め……1.4%
第6位 全額女性……0.5%

※四捨五入の関係で100%にならない場合があります

結婚指輪の費用をどう負担し合ったのかについても聞いてみたところ、約7割のカップルが全額男性が負担したという結果になりました。やはり、婚約指輪を贈らなかった分、男性が購入してプレゼントするという形が多いようですね。中には、わずかながら女性が全額負担したというケースもあるようです。

■あとから婚約指輪をおねだりするのってアリ?

プロポーズのときに婚約指輪をもらえなかった女性が、あとから婚約指輪をおねだりすることはできるのでしょうか。「婚約指輪をあげなかった」と回答した既婚男性のみなさんに、本音を聞いてみました。

◇あとから婚約指輪をおねだりされたらどう思う?

Q.プロポーズ後に、女性から婚約指輪をおねだりするのはありですか?

・あり……48.8%
・なし……50.7%

※四捨五入の関係で100%にならない場合があります

今回のアンケートでは、わずかに「なし」と回答した男性が多くなりましたが、ほぼ同じくらいの男性が「あり」だと回答しています。プロポーズのときには金銭的理由などで買うことができなくても、時間を置けば買ってあげられるという男性もいるようです。それでは、女性に何と言われたら、買ってあげてもいいかなという気持ちになるのでしょうか。

◇何て言われたら婚約指輪を買ってあげたくなる?

☆一生に一度だから

・「一生に一度だから、そんなに高くなくていいのでほしい」(37歳/情報・IT/営業職)

・「一生に一度だし、ずっと大事にするなど言われると買いたくなると思う」(28歳/医療・福祉/営業職)

やはり「婚約指輪」は女性にとって特別なものです。「一生に一度のもの」と思えば、やっぱりあきらめられない女性もいるでしょう。その気持ちをしっかり男性に伝えれば、「買ってあげよう」という気持ちになるようです。

☆素直に言われたら

・「素直に婚約指輪がほしいと言われたら買う」(39歳/金属・鉄鋼・化学/その他)

・「ほしいと言ったら買ってあげると思います」(35歳/医療・福祉/専門職)

遠まわしに言うのではなく、素直に気持ちを伝えてくれれば、買ってあげてもいいと思う男性もいました。やはり、男性には好きな女性の望みを叶えてあげたいという気持ちがあるようです。

☆証がほしい

・「一緒にいると言う証がほしいと言われた」(34歳/機械・精密機器/技術職)

・「結婚した証がほしいなど言われたら」(27歳/機械・精密機器/技術職)

女性の中には、男性の覚悟を婚約指輪と言う形で受け取りたいと思う人もいますよね。これから一緒にいたいという気持ちの「証」として婚約指輪がほしいと言われたら、買ってあげたくなるようです。

■まとめ

一般的には、プロポーズや結納のときに男性が女性に送るとされる婚約指輪。そもそも結納を行わないというカップルや、婚約指輪のお金を結婚指輪や結婚式の資金へまわしたいと考えるカップルにとっては、婚約指輪は必ずしもなくてはならないものではないようです。しかし、一生に一度のプロポーズのときに婚約指輪がほしいと思うのは、決しておかしなことではありません。今回のアンケート結果では、約半数の男性があとから婚約指輪をおねだりすることに対して「アリ」だと回答しているので、素直に気持ちを伝えてみるのもいいかもしれませんね。

(さとう ともこ/フォルサ)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年5月11日〜5月12日
調査人数:403人(24歳〜39歳の既婚男性)