リューベン・オストルンド監督

第70回カンヌ国際映画祭が5月28日(現地時間)に閉幕した。コンペティション部門の最高賞、パルムドールに輝いたのはスウェーデンのリューベン・オストルンド監督の映画『The Square(原題)』。惜しくも日本の河瀬直美監督の『光』の受賞はならなかった。またキルスティン・ダンスト、ニコール・キッドマン、エル・ファニングら豪華俳優が出演する『The Beguiled(原題)』のメガホンを取ったソフィア・コッポラが、監督賞に選ばれた。

ちなみに『The Square(原題)』は、モダンアートのキュレーターが企画したユニークな展覧会をめぐって繰り広げられる騒動を皮肉まじりに描いた不条理劇。観客の間では賛否が分かれていたことから、意外な結果だと『バラエティ』は報じている。受賞作の日本公開に乞うご期待。

主な受賞結果
パルムドール:『The Square(原題)』リューベン・オストルンド監督
第70回記念賞:ニコール・キッドマン
グランプリ:『BPM (Beats Per Minute)(原題)』ロバン・カンピヨ監督
監督賞:ソフィア・コッポラ『The Beguiled(原題)』
男優賞:ホアキン・フェニックス『You Were Never Really Here(原題)』
女優賞:ダイアン・クルーガー『In the Fade(原題)』
審査員賞:『Loveless(原題)』アンドレイ・ズビャギンツェフ監督
脚本賞(2作):『The Killing of a Sacred Deer(原題)』ヨルゴス・ランティモスとエフティミス・フィリップ 『You Were Never Really Here(原題)』リン・ラムジー

Photo: Getty Images Text: Yoko Nagasaka