TVシリーズ『パワーレンジャー』でグリーンレンジャー/トミー・オリバーを演じたジェイソン・デヴィッド・フランク

写真拡大

米アリゾナ州フェニックス市で開催されたオタクの祭典「Phoenix Comicon」において、5月25日(木)、銃器や刃物を会場に持ち込んだ男が逮捕された。男は警官を標的にしていただけでなく、TVシリーズ『パワーレンジャー』でグリーンレンジャー/トミー・オリバーを演じ、ゲストとして会場に招かれていたジェイソン・デヴィッド・フランクの命も狙っていたと報じられている。

Phoenix New Timesの報道によると、逮捕されたのはマシュー・スターリング容疑者(31歳)。拳銃3丁とショットガン、戦闘ナイフ、催涙スプレー、手裏剣を所持し、セキュリティを避けて会場に入場していた。テキスト(SMS)とFacebookを通じ、容疑者の行動を知った知人女性の通報により、複数の警官が会場に急行し、本人を取り押さえた。

警察の取り調べに対し容疑者は、自分は「パニッシャー(マーベル・コミックのダークヒーロー)」だと名乗り、「悪徳警官」を狙っていたと認めている。また警察によれば、ジェイソンも標的になっており、同容疑者の携帯電話にはそのことを示唆するメモが残されていたとのこと。スターリング容疑者は殺人未遂などの罪で起訴され、来月初めに法廷に出頭する予定となっている。

スターリング容疑者の逮捕を踏まえて、記者会見に臨んだジェイソンは「最悪の事態を防いでくれたフェニックス警察に感謝します。ファンの皆さん、不審者を見かけたら通報しましょう。これを機に、世界中で開催されるコミコンで警備を引き締める必要があります」とコメント。また、容疑者との面識はまったくないと話している。

加えてジェイソンはFacebook Liveでも「僕は大丈夫。みんなを愛しているよ。こんなことで動転してたまるものか。ひどいことにならずに済んだのはよかった。みんな安全だし、うまくいっている」と、ファンに向けてメッセージを発している。

ジェイソンの言うとおり、最悪の事態にならずに済んで何よりだったが、今回の事件が今後のコミコン運営に与える影響は大きそうだ。ファンがスターとの交流を楽しめる場を保ちつつ、安全をいかに確保するかが課題となるだろう。(海外ドラマNAVI)