◇崔順実被告の娘 韓国到着  
 韓国の朴槿恵(パク・クネ)前政権で「陰の実力者」と呼ばれた国政介入事件の中心人物である崔順実(チェ・スンシル)被告の娘、チョン・ユラ容疑者が1月1日にデンマークで逮捕されてから150日となる31日、韓国に強制送還され仁川空港に到着した。チョン容疑者は2015年7月にドイツを出国してから約23カ月、昨年9月28日にドイツからデンマークに逃走してから8カ月余りで韓国の地を再び踏み、まもなく法の審判を受けることになる。

◇韓国特別検察 崔被告に懲役7年を求刑
 朴槿恵(パク・クネ)前大統領と親友の崔順実被告が絡む国政介入事件などの一連の事件を捜査した朴英洙(パク・ヨンス)特別検察官チームは31日、ソウル中央地裁で開かれた梨花女子大不正入学事件の裁判で、崔被告に懲役7年を求刑した。崔被告は娘のチョン・ユラ容疑者の同大学への不正入学や入学後の単位の不正取得に関与した罪に問われている。崔被告が裁判を受けている事件のうち、求刑が行われたのはこの事件が初めて。特別検察官チームは、崔被告の共犯として起訴された崔京姫(チェ・ギョンヒ)梨花女子大前総長に懲役5年を、南宮坤(ナムグン・ゴン)梨花女子大前入学処長に懲役4年を求刑した。
◇青瓦台 主要官僚の人事を発表 
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は31日、企画財政部の第1次官に高炯権(コ・ヒョンゴン)アジア開発銀行(ADB)理事、教育部次官に朴春蘭(パク・チュンラン)ソウル市教育庁副教育監、外交部第2次官に趙顕(チョ・ヒョン)駐インド大使を任命した。また、統一部次官に千海成(チョン・ヘソン)南北交流協力支援協会会長、行政自治部次官に沈輔均(シム・ボギュン)行政部企画調整室長、国土交通部第2次官に孟聖奎(メン・ソンギュ)前江原道副知事を抜てきした。青瓦台(大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官はこの日、このような内容の次官人事を発表した。
◇新世界グループ副会長 イーマートの中国撤退を発表
 鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)新世界グループ副会長は傘下の大型スーパー、イーマートが中国から完全撤退すると明らかにした。鄭氏は31日午前、ソウル近郊の国際展示場で開かれた新世界グループとパートナー会社の採用博覧会を視察した後、記者の取材に対しこのように述べた。イーマートは1997年に中国に進出し、一時は現地の店舗数が30店に迫ったが、赤字の累積で現在は6店舗のみを残している。
◇韓国国家決算報告書 国会へ提出
 韓国政府は31日、決算検査を受けて修正した「2016年会計年度国家決算報告書」を国会に提出したと明らかにした。政府は4月に同報告書を閣議で審議・議決した後、監査院に提出していた。監査院は憲法と国家財政法にのっとって報告書に対する検査を行い、20日に企画財政部に送付した。監査院の検査の結果、2016会計年度の総歳入345兆ウォン(約34兆円)と総歳出(332兆2000億ウォン)、統合財政収支(16兆9000億ウォンの黒字・GDP比1.0%)、管理財政収支(22兆7000億ウォンの赤字・GDP比マイナス1.4%)など歳入歳出決算に変動はなかった。
◇機関投資家の海外証券投資額 1〜3月期に190億ドル以上増加
 韓国の保険会社、証券会社、資産運用会社など機関投資家らの海外外貨証券投資額は今年1〜3月期に190億ドル(約2兆1000億円)以上増加した。韓国銀行(中央銀行)によると、3月末現在の主要機関投資家の海外株式、債券など外貨証券投資残高(時価基準)は1929億5000万ドルで昨年末より191億5000万ドル増加した。増加幅は四半期ベースで過去最高となった。