当時の南石橋の姿(資料写真)=(聯合ニュース)

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【清州聯合ニュース】100年近く地面に埋もれていた、韓国中部の忠清北道清州市にある南石橋が「ライトキャンバス」という新しいコンテンツとして再現される。

 韓国観光公社清州グローバルブランド市場育成事業団は31日、8月までに2億ウォン(約1980万円)を投じて「清州六叉路市場南石橋リマインド事業」を推進する。
 南石橋は長さ約80メートル、高さ約2メートル。学界によると、朝鮮王朝時代以前の石橋としては韓国で最長だという。紀元前に作られたとの説もあるが、高麗時代築造説が最も有力だ。
 古くから正月テボルム(旧暦1月15日)に踏橋(年の数だけ橋を踏む厄払いの祭り)を行う場所として有名だったが、1920年代の日本による植民地時代にこの一帯の川を塞いで道路を作る過程で埋められたため、文化財にも登録されていない。
 事業団はこのような南石橋の意味を蘇らせるよう、六叉路市場内の南石橋が埋まっている位置の天井部分にライトキャンバスを活用した造形物を作る計画だ。
 ライトキャンバスは大型のデザインプリントと光を融合させたもので、視覚的効果を最大化した新たなデザインコンテンツだ。

 事業団は南石橋の埋まっている位置に沿って市場の天井に縦1.5メートル、横2メートルの大きさのライトキャンバス18個を一列に設置する。
 このライトキャンバスには空の映像が映される。六叉路市場を訪問する人に、南石橋の上で空の下を歩いているように感じさせるというコンセプトだ。
 中央交差路付近には南石橋の四季の姿を映すライトキャンバス8個が八角形の構造で設置される。
 映像の中で南石橋の天気が変われば道に沿って一列に設置された空の映像も変わるようにし、面白さを演出する予定だ。
 清州グローバルブランド市場育成事業団の金応湘(キム・ウンサン)団長(韓国観光公社世宗忠北支社長)は「光のデザインで雑然とした伝統市場に感性を加えて訪問客が長い間とどまりたくなる気分にさせ、商人らには快適な環境を提供するのがこの作業の目的だ」と説明した。
 また「ほかの伝統市場には見られない文化遺産と現代のコンテンツがもたらす独自性は、観光面で市場の活性化にも大きな役割を果たすと期待される」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr