店員に横柄な態度を取る、座席や借りた部屋を散らかし放題にして帰るなど、韓国では公共マナーを守らない「迷惑客」の問題がたびたび報じられる。そうした中、ある焼き肉店の主人が撮った1枚の写真が話題だ。写真は韓国の焼き肉店。

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店員に横柄な態度を取る、座席や借りた部屋を散らかし放題にして帰るなど、韓国では公共マナーを守らない「迷惑客」の問題がたびたび報じられる。そうした中、ある焼き肉店の主人が撮った1枚の写真が話題だ。

店主は、客の若い夫婦が去った後のテーブルの様子に驚き、思わず家族に「写メール」した。テーブルは中央に焼き台がある一般的な焼き肉店の6人掛けのもの。その手前右端に、客が使った食器類がまとめられている。スープ用の器や残りの包み野菜が入ったボウル状のもの、また肉が載っていたと思われる大皿が並べられているほか、10枚近くある取り皿はきれいに積み重ねられていた。

店主は「世の中にこんなお客さんもいるのか」と驚いたもようだ。これを報じたYTNテレビも「焼き肉を食べたのだろうが、何を注文したのか分からないほど」の見事な整頓ぶりだと絶賛し、「苦労して働く店員たちへの客からの小さな思いやりが静かな感動を呼んでいる」と伝えた。

報道によると、韓国では昨年も40代の夫婦がテーブルの上をきれいに整頓して店を去った逸話が広まり話題を集めたという。今回の記事もネットユーザーの反響を呼んでおり、「他人を思いやれる社会はいいと思う」「家庭での教育の産物だね。日常生活の習慣になっているんだろう」「このお客さんはおいしい料理を楽しい気分で食べたみたいだ」といったコメントが寄せられている。

また、「うちの母さんだって、いつもこんなふうに整頓して帰るけど?」「私たちカップルも、どこに行ってもきちんと片付けて帰るよ。客としても、店員さんも気分がいいからね」など、身の周りでも実践しているとの声も多数あり、「僕は残ったおかずが再利用されないようにという意味で、残飯を1カ所に集めることはあるよ」といった声も目立った。

一方で、「迷惑を掛けなければいいわけで、整理整頓までする必要あるかな?店員にだってそれぞれ仕事というものがあるんだし」「飲食店で働いた経験がある人なのかもね。でも、常にそこまでする必要はないと思う」「ある程度のマナーは必要だけど、この写真はやり過ぎ」と、客の後片付けには否定的な声も少なくない。

飲食店を経営しているというユーザーからは「気持ちはありがたいけど、洗いおけに入れる時にどっちにしても整理するし、皿を重ねられると裏にソースが付いたりして余計に時間がかかる」との指摘もあった。(翻訳・編集/吉金)