31日、環球時報は、中国中央テレビ国際放送局の記者が、タイの空港で身柄を拘束されたと報じた。資料写真。

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2017年5月31日、環球時報は、中国中央テレビ国際放送局(CGTN)の記者が、タイの空港で身柄を拘束されたと報じた。

タイ英字紙ネーションの30日付報道によると、拘束されたのはCGTNの委託を受けてイラクでの取材を行う予定だった英国籍の中国系記者。30日にトランジットで降り立った同国の空港で拘束された。荷物の中に防弾チョッキと防毒マスクが入っていたことが現地の法規に抵触したとのことで、記者は10万バーツ(約33万円)を納めて保釈されたという。

ロイターは30日に現地警察当局の話として「武器の不法携帯で起訴されることになる。有罪になれば、最高で禁固5年の判決が出る」と報じたほか、同記者に同行していたドイツ人記者は「防弾装備の携帯に許可証が必要だと知らなかった。以前に何度も携帯してイラクやアフガニスタンを訪れていたが、タイで警察に捕まったことはなかった」と語っているという。

タイの外国記者クラブは30日、「1987年に同国で制定された武器管理法が、記者に法を犯すか生命の危険を冒すかという難しい選択を迫っている。タイ当局は記者への訴追を取り下げるとともに、必要な自衛装備の携帯を認めてほしい」との声明を発表した。

タイでは2015年8月、香港の記者が防弾チョッキやヘルメットを携帯した疑いでバンコクの空港で逮捕され、不起訴になった事例がある。(翻訳・編集/川尻)