地元開催のCL決勝を控えるベイル「スタメンじゃなくても落胆しない」

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 6月3日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝のユヴェントス戦を控えるレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが『レアル・マドリード・テレビジョン』に出演しインタビューに応じた。その様子をスペイン紙『アス』が30日に報じている。

 27日にケガから復帰したばかりのベイルは、自身の状態について「ケガはもう完治したよ。リハビリはもちろん2部練習も毎日こなして、最高の状態に戻れるようハードワークしている」とコメント。快調ぶりをアピールした。

 自身3回目のCL決勝については「決勝に進むのはいつだって素晴らしいけれど、特に今回は僕が生まれたホームタウンだ。最高の気分だよ。もう一度CLを穫って、歴史に名を刻みたい」と意気込みを語った。生まれ故郷での戴冠については「大事なのは先のことを考えすぎないこと。目の前にとても厳しい試合があって、勝つためだけに全力を注ぐよ」と話した。

 ホームタウンでの決勝という特別な舞台だが、ケガの影響もありスタメン出場の可能性は低いと見られている。しかし同選手は「スタメンじゃなかったとしても落胆はしない。もし決勝に間に合わなかったのなら落ち込んでいただろうけれど」と明かし、ベンチスタートも受け入れる姿勢を示した。

 また、ポジションを争うスペイン代表MFイスコについては「素晴らしい選手だし、ここ数週間とてもいいパフォーマンスを見せている。彼の活躍が嬉しいよ。誰が試合に出たとしてもお互いに助け合う。大事なことはチームが勝つことだから」と同僚を称えつつ、勝利が最優先であることを強調した。