30日、シンガポール英字紙ストレーツ・タイムズは、ウイルス「ランサム(身代金)ウエア」について、お金を要求する文言の中国語が「流暢すぎる」として、「中国人が作成した可能性がある」と報じた。資料写真。

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2017年5月30日、シンガポール英字紙ストレーツ・タイムズは、基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォンやタブレット端末を狙うウイルス「ランサム(身代金)ウエア」について、お金を要求する文言の中国語が「流暢すぎる」として、「中国人が作成した可能性がある」と報じた。参考消息網が伝えた。

身代金を要求する文言は、合わせて28の言語で書かれている。米ネット情報企業によると、一部にはグーグルの翻訳ソフトを使った稚拙な文章もあるが、中国語と英語版の文言は「人が書いたもの」とみられる。さらに、英語版にはネイティブにはみられない言葉づかいの誤りがあった。同社は「英語が母語ではないか、書いた人間の教育レベルがあまり高くない可能性がある」と推測している。

さらに、英語版は中国語版の一部の単語が省略されていた。ほかの言語は英語版から機械翻訳されたものとみられる。中国語版は非常に流暢な言葉で書かれており、母語が中国語の人間が書いた可能性が高いという。中国語の語彙は香港や台湾、シンガポールなど南方と、中国本土の両方の特徴が確認されている。

中国のアモイ集美大学の専門家は「書き言葉の中国語は地域差が少ない。特に教育レベルの高い人ほど差が少なくなる。地域差を見分けるのは難しいだろう」としている。(翻訳・編集/大宮)