卓球世界選手権ドイツ・デュッセルドルフ大会開幕、メダル獲得へ期待

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 卓球の世界選手権が29日よりドイツ・デュッセルドルフで開幕した。

 日本からは男子9選手、女子7選手がエントリー。男女のシングルス、ダブルス、さらには混合ダブルスの競技が行われる。先月、平野美宇が中国のトップ選手に勝利を挙げ大きな話題を呼び、男子では13歳の張本智和の出場など、見どころの多い今大会となっている。

■男女とも世界の頂点へ

 4月に中国で行われたアジア選手権でにおいて、リオ五輪チャンピオンでもあるディン・ニンをはじめとする中国勢・上位3選手を破り、アジア王者となった平野美宇。今大会では、アジアのみならず世界中から視線を受ける存在となった。そして平野の影響を受け、エース・石川佳純、伊藤美誠も対中国選手への意識をこれまでと違ったものに捉え、この大会に挑んでいる。男女通じて38年ぶりのシングルス表彰台に向け、期待がかかる。

 男子ではリオ五輪にて、日本人初となるシングルスメダリスト(銅メダル)となった世界ランク6位の水谷隼人が世界選手権でも初めての表彰台を狙う。さらにもう一人のサウスポー、水谷に次ぐ世界ランク11位の丹波孝希や、9回目の出場となる松平健太、破壊力抜群のバックハンドドライブを放つカットマン・村松雄斗にも要注目。そして最年少13歳で代表に選ばれた張本智和はシングルスにエントリーされており、世界選手権の舞台でどこまで力を発揮できるか。体力面では不安視されるものの、技術面は十二分に渡り合う力を持っている。驚異の「飛び級」選手はここでも存在感を示している。

■日本勢、順調なスタート

 30日からいよいよ本戦が始まり、平野・石川組、伊藤・早田ひな組が出場の女子ダブルスや丹羽・吉村組出場の男子ダブルス、また男女混合のミックスダブルスのそれぞれ1回戦が行われ、日本勢は順当に勝利を収めている。

 大会は来月5日まで。各種目とも世界の頂点を目指し、熱戦が予想される中、男女いずれも今大会で世界の勢力図を塗り替える可能性は大いにある。