「BPM (Beats Per Minute)」劇中カット

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 第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、グランプリと国際批評家連盟賞をダブル受賞したフランス映画「BPM (Beats Per Minute)」が、2017年に日本公開されることが決定した。

 映画は、1990年代初頭の仏パリで、エイズの感染者への差別や不当な扱いに抗議し、政府や製薬会社などの変革に挑んだ実在の団体「ACT UP(the AIDS Coalition to Unleash Power)」の活動を通して、若者たちの恋と人生の輝きを描いた。同団体の元メンバーで、今作のメガホンをとったロバン・カンピヨ監督自身の実体験を基にしている。

 カンピヨ監督は、カンヌ国際映画祭の授賞式で「この作品はエイズで亡くなられた方へのオマージュであるとともに、頑張って生きている方々を勇気づけるものでもあります。勇気を持って闘い続けている人、当時命を懸けて(ACT UPの)活動を行った人を思い、この作品を作りました」とスピーチした。

 その後の会見では、「この時代を生きるヒーローを描きたかったんだ。10年間もこの感染症に耐えなければいけならず、世間に被害者として見られ、急に“病んでいるホモセクシュアル”と見なされながらも、何人もの命を救う行動を起こしたことは、英雄的だったと思う」と当時を振り返っている。

 「BPM (Beats Per Minute)」は2017年に全国で公開。