中国の動画サイト・陽光寛頻網に、「日本では道幅が狭いのになぜ渋滞しないのか」と題する動画が掲載され、注目を集めている。資料写真。

写真拡大

日本と中国の交通事情の違いはこれまでにも数々指摘されている。中でも、「国土が広いはずの中国で頻繁に渋滞が起こり、国土が狭いはずの日本では渋滞があまり起こらないのはなぜか」という疑問は、常に中国人の頭にあるようだ。

このほど中国の動画サイト・陽光寛頻網に、「日本では道幅が狭いのになぜ渋滞しないのか」と題する動画が掲載され、注目を集めている。

動画は、兵庫県の路上の様子が映ったドライブレコーダーの映像。道幅はかなり狭く、乗用車2台がすれ違うのも難しいほどだ。レコーダーが搭載された自動車は、対向車が来ると手前の道幅がやや広くなっている位置で停車し、対向車を先に通した。その後、発進すると、今度は前方から来た自転車が電柱の影で止まり、自動車に道を譲っている。

6分半ほどの映像には、至る所で自動車が譲り合っている様子が収められている。譲り合うことでスムーズに通行でき、渋滞にならないと主張したいようだ。

中国では今月中旬にも、広東省潮州市の狭い道で向かい合った自動車が互いに譲らず、腹を立てたドライバーが相手の車に故意に衝突させて押し出そうとする事故が起き、インターネット上で物議を醸した。

この動画に、ネットユーザーからは1000件近くのコメントが寄せられており、「これには確かに、感服せざるを得ない」「日本には永遠に追いつけないな」など、日本の交通事情を称える内容が多い。

また、「中国ではなぜ道幅が広いのに渋滞するのか。民度の問題」「ルールを守り、譲り合っている。根本は人の素養の問題」「本当のことを言えば、やっぱり(中国は)文明レベルが達していないってことだろう。人の心が詰まっていたら、道がどんなに広くても詰まるんだよ」など、中国の渋滞の原因はドライバーにあるというコメントも少なくない。

このほか、「動画を全部見ちゃったよ。印象は道路が清潔で礼儀正しい」「クラクションが聞こえないのがいいね。何かにつけて鳴らすのが一番嫌い」「道路標識がわかりやすい」など、違った角度から日本を評価するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)