中国最大の検索エンジン・百度(バイドゥ)傘下のスマートフォン情報サイト「91門戸」は29日、「日本のスマートフォンが市場を支配できない原因」と題したコラムを掲載した。資料写真。

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中国最大の検索エンジン・百度(バイドゥ)傘下のスマートフォン情報サイト「91門戸」は29日、「日本のスマートフォンが市場を支配できない原因」と題したコラムを掲載した。

ノキアが強かった時代、日本の携帯電話は中国でぜいたく品の代表的な存在だった。シャープやNECなどの日本の端末が人気を集めていたが、今ではソニー以外の影は非常に薄い。

シャープやNEC製スマホの衰退はノキアと同じ原因と思われる。市場の需要の変化に適応できなかったのだ。もう一つは利益的な要因。日本で大量に国産の携帯電話を作るよりも、部品を生産した方が利益が良かったのだろう。実際、現在のスマホに使われているタッチパネルやセンサーといった部品の多くが日本製だ。

さらに、優れたアプリが登場していないのも大きくかかわっている。日本は保守的な企業文化とIT関連の人材が不足しているために、SNSや電子決済などの分野で優れたモバイルアプリを作り出していない。

さらに、日本のゲーム業界は非常に発達しているものの、大手がモバイルゲームへの進出に消極的なために日本製のモバイルゲームで成功しているのは数少ない。iPhoneが登場してから、世界のメーカーの多くはiPhoneを中心としているが、日本メーカーは独自の路線を走り続けている。こうした個性を求める日本メーカーのやり方も市場を支配できない原因の一つだろう。(翻訳・編集/内山)