今年で19回目を迎えるショートショートフィルムフェスティバル&アジア

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6月1日(木)から25日(日)まで、アジア最大級の国際短編映画祭であるショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)が行われる。

【写真を見る】今年のアカデミー賞受賞作『合唱』も上映!

今年で19回目を迎える同映画祭は、世界140を超える国と地域から集まった約9000作品の作品から厳選された約250作品が上映され、部門ごとに優秀賞を決定する8つのコンペティションと、その他作品カテゴリーごとに分けられた15のスペシャルプログラムで構成されている。俳優の別所哲也が代表を務めることでも知られ、米アカデミー賞の公認短編映画祭としては日本唯一のものとなる。また、一部プログラムを除き基本的に入場無料なこともうれしい。

昨年のオフィシャルコンペティションでグランプリを受賞した『合唱』は、2月に行われた第89回米アカデミー賞短編実写部門でオスカーを受賞している。世界を驚嘆させる作品を、いち早く見つけることができるかもしれないのはこの映画祭の魅力だ。この『合唱』は今年もアカデミー賞プログラムのなかで上映されるから、ぜひ注目したい。

ほか、コンペティションのミュージックビデオ部門では、岩井俊二が監督した、RADWIMPSの野田洋次郎によるソロプロジェクト、illionの楽曲のミュージックビデオや『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが出演した『Anna』が特別上映される。

また、同映画祭は、海外の短編映画祭とも相互連携している。今回はイギリスのエジンバラ短編映画祭、台湾・高雄映画祭、韓国・アシアナ国際短編映画祭で評価を得た作品が日本初上陸する。

今年は自治体とコラボレーションしたプロジェクトが多数あるのも特徴だ。埼玉県川越市で撮影された作品を対象にしたキテミル川越ショートフィルム大賞が行われたり、「ちがいをちからに変える街」を目指す渋谷区が、多様性をイメージした作品のなかから受賞作を選ぶShibuya Diversity プログラム、東京の魅力を発信するショートフィルムのコンペティション、Cinematic Tokyoなどが開催される。地域と映画を結び、映画で地域活性化を図る面白い試みだ。

さらに、EXILE HIROがエグゼクティブ・プロデューサーを務めた同映画祭とのコラボ企画、シネマファイターズの6作品の上映もある。今年のカンヌ国際映画祭にも出品された『光』が公開中の河瀬直美監督をはじめとする6人の監督が、三代目J Soul BrothersやE-girlsらLDH関連アーティストの楽曲を使用して製作したショートフィルムだ。それぞれ山田孝之や、倍賞美津子、桜庭ななみらが出演している。

会場は表参道ヒルズのスペース オーやラフォーレミュージアム原宿など東京の5会場と、横浜にある短編映画専門の映画館、ブリリアショートショートシアターの計6会場。会場によって開催期間は異なるので、公式サイトでチェックしておきたい。名匠の傑作から、無名の新人の才気あふれる作品まで、無料で気軽に楽しんでみよう。【Movie Walker】