29日、米華字メディア・世界日報は、米国入国時に申告が義務付けられている1万ドル相当以上の現金を無申告で持ち込もうとした中国人女性が約2時間にわたり取り調べを受けたと報じた。資料写真。

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2017年5月29日、米華字メディア・世界日報は、米国入国時に申告が義務付けられている1万ドル(約110万円)相当以上の現金を無申告で持ち込もうとした中国人女性が約2時間にわたり取り調べを受けたと報じた。

先日、家屋の購入目的で米国・デトロイト空港にやってた中国籍の女性は、約1万2000ドル分の現金を持っていた。申告が面倒と感じたため、友人に5000ドル分を預けたうえで「聞かれても自分のお金と答えて欲しい」と再三念を押した。

そして入国審査に臨んだところ、帰りの航空券を購入していないことを係官に質問された。「家を買うためです」と答えると、今度は所持金額を聞かれた。「7000ドルです」と強調したが係官は信用せず、女性は別の部屋に連行されて取り調べを受けた。

すると女性は、お金を預けた友人も別の部屋に連れて行かれるのを発見。友人の夫が所持金について聞かれた際、5000ドルは女性のものだと話してしまったのだという。うそがバレた女性は荷物を全て検査され、所持金額を正しく申告するよう求められた。申告したことで現金が没収されることはなかったようだが、女性は「びっくりして手が汗だらけになった。入国を拒否されるかも知れないと思った」と生きた心地がしなかったことを明かしている。結局2時間近く拘束されることになり、搭乗する予定だった乗り換え便を逃してしまったという。

弁護士は「申告の手続きはとても簡単。逆に申告していないことが分かると罰金や現金の没収処分を受けたり、今後のビザ取得や入国に影響が出たりする可能性もある」と指摘した。(翻訳・編集/川尻)