ライブのため中国四川省を訪れた日本の人気グループ「SEKAI NO OWARI」(セカオワ)に対する地元メディアのインタビューがひどいとネットで話題になっている。

写真拡大

ライブのため中国四川省を訪れた日本の人気グループ「SEKAI NO OWARI」(セカオワ)に対する地元メディアのインタビューがひどいとネットで話題になっている。

【その他の写真】

30日夜に成都正火芸術センターでライブを行うSEKAI NO OWARIのメンバー4人は、29日に成都に到着後、すぐに地元メディア・華西都市報のライブ配信に出演した。インタビューを受けたのだが、ネットではインタビュアーの質問や通訳者のレベルなど、番組に対する批判の声が相次いでいる。

インタビュー冒頭、メンバーが流ちょうな中国語で自己紹介をすると、直後にインタビュアーは「今から四川語を教えます。なんと言っているか当ててください」と突然クイズに突入。その後、四川料理が数品振る舞われたのだが、メンバーたちは口々に「辛い」を連発し、せき込む場面も見られた。

さらにインタビュアーは「中国のファンは日本の音楽バンドというとX−JAPANを思い浮かべる人が多いと思いますが、皆さんの音楽は彼らの音楽とどう違うのですか?」と質問。メンバーは一瞬固まり、Saori(藤崎彩織)さんが「その質問は、X−JAPANとセカオワの違い?(ということですか)」と確認。ほかのメンバーも苦笑いしながら「何でしょうね…」と困惑しながらも、「僕らにはドラムやベーシストがいない。いろんな音を取り入れているので、バンドサウンドとは違うかなと思います」と答えた。

この他にも、「日本のアーティストはほかの国のアーティストに比べて、電子的な音やキーボードなどを多用しているようですが、それはなぜですか?」「好きなアニメは何ですか?」「初音ミクはすごく人気の2次元アイドルですが、皆さんはコラボする予定がありますか」など、メンバーを戸惑わせる質問が投げ掛けられた。通訳者の日本語もかなりつたなく、意思疎通がうまくできなかったり、インタビュアーに日本語、メンバーに中国語を話したりする場面も見られるなど混乱していた。

この様子を見たファンからは、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の華西都市報のアカウントに「司会者は一体何を聞いてるんだ。X−JAPANとSEKAI NO OWARIがどう違うか?頼むよ。音楽自体がまったく違うだろうに。画面を介していても気まずかった。他のアーティストとの比較を本人に聞くなんてどうかしてる」「むしろインタビューしないほうがマシ。本当に恥ずかしい。ファンとして心が痛い。準備していなかったのは明らか。他のアーティストと比較するなんて本当に失礼だ」「事前にゲストについてネットで検索したり、音楽を1曲聞くこともできないのか。本当に失態だ。翌日にライブを控えているのに刺激物を食べさせて喉を壊したら責任取れるのか」など、批判的なコメントが書き込まれた。

また、通訳者に対しても「日本語がひどすぎる」「日本語検定4級以上の人に代えることを提案する」など、辛辣(しんらつ)なコメントが寄せられている。

これに対して、番組は微博上で「セカオワの4人はとても楽しんでいたし、喜んで食べていました。すべては事前にコミュニケーションできていました。もちろん、ファンの皆さんの意見を受け止め、改善していきます!」とコメントしている。このライブ配信は50万人のユーザーが視聴したという。(翻訳・編集/北田)