ロバート・ゼメキス

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映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作や『フォレスト・ガンプ/一期一会』『ザ・ウォーク』など、数々の名作をを手掛けてきたロバート・ゼメキス監督。そして今回、彼が新たに着手するTVドラマが、米ヒストリー・チャンネルにてシリーズ制作されることが決まった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

『Blue Book(原題)』というタイトルの本作は、米空軍が実際に行ったUFO(未確認飛行物体)の調査記録を題材とする作品で、ゼメキスとA+Eスタジオが製作。主人公である大学教授、J・アレン・ハイネク博士は、1950年代から60年代にかけて報告された、UFO発見の事件ファイルを調査するよう、米空軍から依頼を受ける。何千という事件ファイルは大半が未解決のままだった。そして本作では毎回、現存するファイルに着想を得て、史実とUFOにまつわる諸説を織り交ぜた物語が描かれるということだ。

脚本・企画を担当するのは、新人脚本家のデヴィッド・オレアリー。製作総指揮はゼメキスのほか、ジャック・ラプケ(『Disney's クリスマス・キャロル』)とジャッキー・レヴィーン(『ザ・ウォーク』)が名を連ねる。シーズン1は10話構成となる。

TV作品に関わるのは珍しいゼメキスは、本作について「歴史的事実と風変わりなエンターテイメントの融合となるプロジェクトに関われるのは、めったにないこと。素晴らしいシリーズになると私は確信しており、A+Eスタジオとヒストリー・チャンネルのサポートを得られることに感謝しています」と述べている。

歴史エンターテイメント専門のヒストリー・チャンネルは、8世紀末のヴァイキングを描く『ヴァイキング 〜海の覇者たち〜』(今秋にシーズン5放送)、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズのテロ対策チームを描く『Six(原題)』(シーズン2製作決定)、中世ヨーロッパのテンプル騎士団を描く『Knightfall(原題)』(年内に放送予定)というように、オリジナルドラマの製作に力を入れている。(海外ドラマNAVI)