28日、澎湃新聞網は上海市黄浦区の公衆トイレが先日市内2カ所目となる「男女兼用トイレ」に改造されたことに対する市民の反応を伝えた。

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2017年5月28日、澎湃新聞網は上海市黄浦区の公衆トイレが先日市内2カ所目となる「男女兼用トイレ」に改造されたことに対する市民の反応を伝えた。

同区大林路93号にある公衆トイレは、4月に男女関係なく利用できる「無性別トイレ」へと姿を変えた。入口付近に男性用の小便器が1つあり、通路の両脇に洋式便器1つ、和式便器8つがそれぞれ個室で設置されている。各個室のドア上部に取り付けられたディスプレイで有人・無人を確認することができる。

設置から約2カ月が経過した5月25日に現場を訪れてみると、利用者が後を絶たなかった。公園付近に住む女性市民は「以前はいつも並んでいたが、今はおおむね並ぶ必要がなくなった。でも男女が同じ空間にいるのはやっぱり恥ずかしい。中にはドアを開けてからズボンやチャックを上げるお年寄りがいるので、そんな時は特に気まずい」と語っている。

同市で「無性別トイレ」が設置されるのは、昨年11月に浦東新区の緑地内で試験運用が始まったのに続いて2カ所目だ。同市緑化市容局管理局の責任者はその目的について「主に男女のトイレ利用環境のアンバランス改善を模索するため」とする一方で、もし多くの市民に不評であれば男女別のトイレを設け直すこともありうると語っている。

同局の責任者によると、大林路93号の旧トイレは面積が狭く、近隣住民や地下鉄客のニーズに対応しきれていなかったという。「あくまで狭い空間を有効利用するために無性別トイレに改造した。市内全体で無性別トイレを普及推進する計画を持っているわけではない」という。(翻訳・編集/川尻)