30日、日本を訪れた中国の国務委員が29日に行った谷内正太郎国家安全保障局長との会談について、新華社は「台湾問題で日本側にくぎを刺した」と報じた。資料写真。

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2017年5月30日、日本を訪れた中国の楊潔●(ヤン・ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり)国務委員が29日に行った谷内正太郎国家安全保障局長との会談について、新華社は「台湾問題で日本側にくぎを刺した」と報じた。

楊氏は今年が日中国交正常化45周年の節目の年であることに触れた上で「新たなチャンスに直面するだけでなく、突出した挑戦も存在する」と語り、国交回復当時の初心を振り返って両国関係の持続的改善を進める必要があるとの考えを示した。

さらに、日中関係を正常な発展軌道に戻すための努力を期待するとも強調。歴史、台湾問題において「日本は約束を守り、ルールに基づいて物事を行うべき」と指摘し、東シナ海問題に関しては双方が「四つの原則的共通認識」を遵守し海域の平和的安定を維持すべきと表明、南シナ海問題についても「日本は行いを慎み、関連諸国が適切に問題を処理するために建設的役割を発揮することを期待する」と述べた。

楊氏はこのほか、経済貿易協力のレベルアップや中国が掲げる「一帯一路」構想などについても言及。谷内氏は「日中の協力維持は地域にとって極めて重要」との考えを示し、台湾、歴史問題などにおける日本の立場に変化がないことを説明したという。(翻訳・編集/野谷)