28日、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる中国の一連の報復措置による影響で、4月の韓国と中国を結ぶ航空路線の旅客数が前年からほぼ半減したことが分かった。写真は仁川国際空港。

写真拡大

2017年5月28日、韓国・聯合ニュースによると、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる中国の一連の報復措置による影響で、4月の韓国と中国を結ぶ航空路線の旅客数が前年からほぼ半減したことが分かった。

韓国国土交通部の28日の発表によると、4月の航空旅客数は、国際線が582万人、国内線が286万人となり、前年比でそれぞれ2.1%、7.4%増加した。しかし、中国路線は、中国当局が3月15日から韓国団体旅行の販売を制限した影響で、前年の169万3000人から今年は89万7000人へと47.0%急減した。

国土交通部は4月に入ってから、中国の航空会社が運航をキャンセルした済州空港の発着枠を、国内航空会社の日本路線や東南アジア路線に割り当てて対応している。その結果、4月の日本路線の乗客は30.3%増加し、東南アジア路線の乗客も23.5%増加した。これにより、中国路線の旅客激減にもかかわらず国際線全体の旅客数は増加傾向を維持した。

国土交通部の関係者は「5月も中国路線は需要鈍化が続くと予想されるが、日本や東南アジアなど路線の多様化で、全体の航空旅客数は成長は持続するだろう」としている。(翻訳・編集/柳川)