北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が公開した、新型対空誘導ミサイルシステムの発射実験の様子を視察する金正恩朝鮮労働党委員長の写真(中央、撮影日および場所不明、2017年5月28日配信、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は30日、弾道ミサイルの発射実験に成功したと伝えた。

 国連(UN)の追加制裁が取り沙汰され、米国が軍事的対応を警告している中、北朝鮮は前日の29日、ここ3週間足らずで3度目となるミサイルの発射実験を実施していた。

 朝鮮中央通信によると、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が発射実験を「指導」したという。

 同通信は「弾道ロケットは夜が明けた東の空に向けて飛び…中距離を飛んだ後、正確に目標地点に当たった」と報じている。

 これに先立ち韓国軍は、スカッド(Scud)系列のミサイルが東に向けて450キロ飛翔したと発表。日本政府によると、このミサイルが領海基線から200カイリの範囲内の排他的経済水域(EEZ)に落下したとみられる。

 今回のミサイル発射実験についてドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は29日、北朝鮮は唯一の同盟国で、北朝鮮の兵器開発計画をめぐる緊張の緩和を目指している中国に対して「大変な無礼を働いた」とツイッター(Twitter)に書き込んだ。

 国連は大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの開発を進める北朝鮮に対して数度にわたって制裁を科しているが、ほとんど効果がみられない。
【翻訳編集】AFPBB News