29日、安徽省北部の街で近ごろ、路上に倒れて市民から施しを受ける老人の後ろで、「彼はわざと倒れるシミュレーション王だ」と書かれた紙を掲げる人物がいる。

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2017年5月29日、人民日報によると、安徽省北部の街で近ごろ、路上に倒れて市民から施しを受ける老人の後ろで、「彼はわざと倒れるシミュレーション王だ」と書かれた紙を掲げる人物がいる。

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この老人は曹(ツァオ)という名字の84歳の男性で、同省北部の農民とのこと。路上に倒れている理由を尋ねると決まって「力が尽き果てたから倒れた。病気ではない。子どもたちが親不孝者で家を追い出され、1人で戦友を探しに街にやって来た」と語るようだ。

老人の後ろで「彼はシミュレーション王」との紙を掲げていた男性は「何年か前に浙江省杭州市で同じように物乞いをしており、その時にシミュレーション王と呼ばれるようになった。親不孝だの追い出されただの言うが、実は子どもたちは親孝行。何度も家に連れ戻すのだが、こっそり脱走してくる。同情を誘って心ある人からお金や物だけをもらい、家まで送るという申し出は拒絶する。1日に何度も倒れては助けてもらい、場所を変えてまた倒れるのだ」と語っている。

この男性は「みんなに本当のことを知ってもらいたいから紙を掲げている。老人は高齢だし、こんなことを続けていればいつか本当に倒れてしまうのではないかと心配だ」と話した。(翻訳・編集/川尻)