カリフォルニア州ポモナにあるシェルターで保護された1匹のピットブルが人々の心を揺さぶった。

それが彼女だ。

Lolys Menchaka/Facebook

新しい飼い主が見つからなければ殺処分されてしまうシェルターで保護されていた、4歳のピットブルテリアミックスの“エレクトラ”。足の爪は長く伸びており、長期間世話をされていなかったのではないかと思われる。

なによりも悲しそうな表情が目を引くワンコだ。

シェルターに連れてこられたことに動揺していることは、ビデオを見るとよくわかる。

撮影者に向かって控えめにしっぽを振り、立ち上がってはみたものの、足を一歩踏み出すのにも躊躇している。

まるで自分が捨てられたことを自覚して悲しんでいるようにも、これからどんな運命が待っているのかを恐れているようにも見えて心が痛む動画だ。

10日間で64万回再生

5月18日、引き取り手を募集するために、ボランティアのLolys Menchakaさんがこの動画を公開。すると10日間で64万回再生され、2,700人近くがリアクション、1万1,400件以上ものシェアを受けた。

また「知らない場所で知らない人に囲まれて、飼い主に捨てられたって気づいたんだ」「なんて悲しい顔をしているんだ」「誰か彼女を助けてあげて」「捨てた飼い主は平然としてるんだろうね」など、エレクトラに同情するコメントが多く寄せられている。

救い出されたエレクトラ

この動画が拡散されたおかげで、5月23日には彼女を救い出す人物が現れた。

投稿のステータスが「譲渡可能」から「譲渡済」に変更されると、コメント欄にはお祝いのコメントが殺到した。

救助したのは、カリフォルニア州内でJL Animal Rescueという動物保護団体を運営しているティファニー・タンさん。普段から譲渡のマッチングをしており、その中のひとつの家庭がエレクトラにぴったりだと考えたのだという。

▼新しい家にやってきて3日目のエレクトラ

▼新しい飼い主と初めて訪れた動物病院にて

もう悲しそうには見えないエレクトラ。ティファニーさんは「毎日エレクトラの様子を見に行っているんだけど、シェルターにいたときとはまるで違う犬ですよ」と、news.com.auの取材に答えている。