知られざる大相撲の世界 千秋楽後の祝賀会 参加方法や内容は?

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■大相撲5月場所、白鵬優勝で幕を閉じる

 横綱・稀勢の里に多数の懸賞が集まり、開催前から注目を浴びた大相撲5月場所。稀勢の里、鶴竜が途中休場をしたが、白鵬が全勝優勝を果たし横綱の威厳を保った。また、高安が勝ち星を積み重ね大関昇進を確定させた。

【5月場所は】白鵬全勝優勝!高安大関昇進確定か!見どころ満載の5月場所終了

 主役は彼らだったが相撲界を盛り上げているのは他にもいる。勝った力士、負けた力士関係なく、全力を出し切った力士、ファンを魅了した力士に拍手を送りたい。さて、そんな力士たちだが、千秋楽が終わったからと言ってゆっくり休める訳ではない。各部屋が主催する千秋楽後の祝賀会を行わなければいけない。

 部屋毎にやる事や参加条件等は異なってくるが、今回はこの祝賀会について簡単に紹介したいと思う。

■祝賀会ってどうやって参加するの?

 一番多く聞かれる質問が、「祝賀会ってどうやって参加するの?」だ。これについては部屋によって異なるが、一番王道なのは後援会に入って招待を受ける。しかしこれについては会費さえ払えば良しとする部屋もある。

 さらに一人で行っても力士に声をかける事が出来るので相撲ファンなら十分満足する事が出来るだろう。私が先日参加させていただいた浅香山部屋(元大関魁皇が立ち上げた部屋)では、NHKアナウンサーの刈谷氏、元力士及び総合格闘家の戦闘竜が出席し、力士たちに対し叱咤激励をしていた。もちろん一社会人にとっても通づる言葉で貴重な話を聞けたと思った人は少なくなかったはずだ。

 さらにはアイドルによる余興が行われたり、くじ引き大会が行われるなど飽きる暇が無い。相撲好きの女性が積極的に力士に話しかけている様子も目に付き、相撲ファンの幅の広さもうかがえた。

■まだ関取になっていない力士の想い

 普段相撲を見るというファンでも一般的にはかなり上位の力士の取り組みしか見ない。そのため大関以上の力士や三役の力士にならないと「強い!」というイメージはわかないかもしれない。

 しかし今場所前相撲を経験し、7月場所から序の口となる是安が面白いことを言っていた。

 「兄弟子である魁渡、魁盛王(共に幕下力士)はあたってもびくともしない。それ以上の十両、幕の内は神です」その言葉を聞いて十両のすごさを垣間見えた気がした。そしてその後自分はそれになると力強く言ってくれた。

 さらに元幕内力士の戦闘竜からも「幕下と十両では全然違う。幕下から十両に上がるのは順番待ちであと一歩進めるか進めないかで大きく違ってくる」という言葉を頂けた。

 相撲ファンは増え角界のことが取りざたされることが多くなったが、さらに一歩踏み込んで若手力士がどう成長していくか見守っていくのも楽しみ方の一つだ。各部屋の後援会が盛り上がりさらに面白い取り組みが増え、相撲人気がより高まる。そういったサイクルができることを願っている。